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授業科目名 日本語初中級IIA
時間割番号 CJA203
担当教員名 會田 篤敬
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
2022年9月16日(金)に行われる日本語プレイスメント・テストで、初中級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者。詳細は<受講に~>参照。
<授業の目的>
日本語初級後半から中級前半レベルへの4技能の実力アップを図る授業
This course aims at increasing the four skills in Japanese for those students who have studied elementary level to lower-intermediate level Japanese.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
B汎用能力1・コミュニケーションスキル読解力情報の正確さや分析の妥当性などについて吟味しながら学術的な文献を読むことができる。
C口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
D5・問題解決力省察力取り組みを評価し、解決方法や計画を改善できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1日本語の文法、語彙、表現の知識を活用し、読み書き・口頭でのやりとり・意思疎通ができる。A
2日本語で文章を読み、正確に情報を把握できる。B
3日本語で明確かつ論理的に伝えることができる。C
4具体的な話題について、コミュニケーションができる。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%授業内課題と試験を通して、日本語の理解、及び運用能力を評価する。
230%読解の小テストと試験を行ない、読解力と情報把握能力を評価する。
330%授業内でグループワークを行ない、口頭表現力と論理的思考を評価する。
420%授業内でディスカッションを行ない、日本語のコミュニケーションスキルを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
初級文法や語彙、表現の整理をし、正確さを身に付けることに重点を置きながら、効果的なコミュニケーションのための話す練習と聞く練習を中心に行います。
Basic grammar, vocabulary, and expressions will be reviewed. With special emphasis on accuracy development, speaking and listening exercises will be carried out for effective communication.


※授業実施の形態:
「ライブ型(Zoom、Teams等テレビ会議システムを利用。同時双方向リアルタイム動画配信授業)」、または「面接授業」
「面接授業」の場合は、
・マスクを着用させ、学生間の距離は1m 以上離す。
・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業前後に手洗い・手指消毒を徹底する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・日本語プレイスメント・テストは2022年9月16日(金)16時00分からZoom を使ってオンラインで行いますが、ZoomのURLはCNS(学内電子掲示板)でお知らせします。Zoomを使ってテストに参加するのが難しい人は、当日15時50分にT-1号館3階のT1-31教室に来てください。
・課題がありますが、提出前にG-フィロス(B1-221)で日本語サポートSA(Student Assistant)のチェックを必ず受けてください。

<山梨県立大学の学生へ>
・日本語プレイスメント・テストを受けてもらう必要があります。
・日本語プレイスメント・テストの日時や方法は、山梨県立大学から案内があります。
・授業の形式は、基本的には面接授業ですが、オンラインで実施する場合はオンラインでの受講、
面接授業の場合は山梨大学甲府キャンパスにて受講してもらいます。
<テキスト>
  1. Satoru Koyama, J bridge : to intermediate Japanese, 凡人社, ISBN:9784893584977
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル過去の出来事や状況について説明する
事前学習
事後学習
課題(第5課 STEP1)
授業内容p.90-96
■文法事項:受け身・~ている・~ている/~てある
■グループワーク
■ディスカッション
2タイトル自分が何をしていたか、そのとき体験したことを表現する
事前学習
事後学習
課題(第5課 STEP2)
授業内容p.97-102
■文法事項:~時・の/こと・疑問詞+か/~かどうか
■グループワーク
■ディスカッション
3タイトル推論を述べる
事前学習
事後学習
課題(第5課 STEP3)
授業内容p.103-110
■文法事項:推論する時に使う表現・~はずだ
■グループワーク
■ディスカッション
4タイトル自分の考えを述べる
事前学習
事後学習
課題(第6課 STEP1)
授業内容p.112-117
■文法事項:~てあげる/~てもらう・~てくれる・~てもらう/受け身
■グループワーク
■ディスカッション
5タイトル家族や恋人、友人に対する思いや不満を述べる
事前学習
事後学習
課題(第6課 STEP2)
授業内容p.118-125
■文法事項:~そう(伝聞)・~のに・~てくれない/~てもらえない・~てあげてください/~てもらってください
■グループワーク
■ディスカッション
6タイトル自分の立場と周りの人間の立場からの意見を述べ合う
事前学習
事後学習
課題(第6課 STEP3)
授業内容p.126-132
■文法事項:~さえ~ば・たとえ~ても・必ずしも~とは限らない
■グループワーク
■ディスカッション
7タイトル演習と振り返り No.1
事前学習
事後学習
課題(第5課と第6課の復習)
授業内容P.89-132
■第5課と第6課の総復習
■試験を通して確認・振り返り
8タイトル何かのために自分が心掛けていることを述べる
事前学習
事後学習
課題(第7課 STEP1)
授業内容p.134-140
■文法事項:尊敬語・~ようにしている・~ように/~ために
■グループワーク
■ディスカッション
9タイトル自分の健康法やストレス解消法などを述べる
事前学習
事後学習
課題(第7課 STEP2)
授業内容p.141-147
■文法事項:謙譲語・接続詞
■グループワーク
■ディスカッション
10タイトル世論調査の結果をもとに討論をする 1
事前学習
事後学習
課題(第7課 STEP3)
授業内容p.148-150
■文法事項:~べきだ・~に対して/~にとって・~としたら/~としても・~も/~にすぎない
■グループワーク
■ディスカッション
11タイトル世論調査の結果をもとに討論をする 2
事前学習
事後学習
課題(データ分析・比較)
授業内容p.151-154
■グループワーク(データ分析・比較)
■分析を基にした話し合い
12タイトル日本と自国の違いについて述べる
事前学習
事後学習
課題(第8課 STEP1)
授業内容p.156-162
■文法事項:使役その1・~ことにしている/~ことになっている
■グループワーク
■ディスカッション
13タイトルある社会問題について親と子の両方の立場から考える
事前学習
事後学習
課題(第8課 STEP2)
授業内容p.163-168
■文法事項:使役その2・使役受け身・使役+てもらう/てほしい/てもらいたい
■グループワーク
■ディスカッション
14タイトル社会の現場の問題について考え、討論する
事前学習
事後学習
課題(第8課 STEP3)
授業内容p.169-174
■文法事項:かえって・~のでしょうか/のではないでしょうか/確かに~かもしれません・わけ
■グループワーク
■ディスカッション
15タイトルまとめと振り返り No.2
事前学習
事後学習
課題(第7課と第8課の復習)
授業内容P.133-174
■第7課と第8課の総復習
■試験を通して確認・振り返り
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<備考>
* 授業の内容は受講者の理解度などにより変更する可能性があります。