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授業科目名 キャリアデザインII(仕事理解)
時間割番号 CBC032 B
担当教員名 山本 和美
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
すべての学生が履修可能であるが、主に2年次の学生を対象とする。
<授業の目的>
本学キャリア形成科目の一環として、地域の様々な業界で活躍されている企業や官公庁の方々の仕事の内容を知ることにより、将来の職業選択の幅を広げるとともに自身の可能性を広げることを目的とする。変化の大きい社会において「仕事」を選択する過程では、実際の現場での課題や今後についての展望、具体的な職務内容、現場で必要とされる力などを理解し、勘案することが重要である。本授業では、山梨を様々な角度から支える現場(教育関係、製造業、公務員、IT)で活躍する社会人から実際の話を聴くことで、地域の仕事理解を深め、自身の「働く」ことと結び付けていく。また、商品開発の事例を用いて、グループワークで検討するなかで、仕事の現場で必要となる問題解決力や企画力を獲得する。※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては、「地域課題・共通科目」及び「未来創造・共通科目」です。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B汎用能力2・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
C5・問題解決力構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1様々な業界や職業を知ることで、自分の興味関心の持てる業界や職種がわかる。A
2実実際の仕事の現場での課題や展望について、図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できるB
3グループ活動で、問題解決に向けてチームで協力し、多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%一定の時期区分ごと、テーマごとに学習レポートを課し、重要な基礎的事項を正確に用いて記述できたかを評価する
230%一定の時期区分ごと、テーマごとに学習レポートを課し、実際の仕事の現場での課題や展望についての多様な情報を記述できたかを評価する
340%グループワーク活動のプレゼンテーション資料作成を課し、授業で示した条件を満たしたうえで、適切な方法を表現(記述)できているかを評価する
合計100% 
<授業の方法>
「面接授業」
教室において、対面による授業を予定。授業は講義とグループワークで構成する。前半は、社会人(教育現場教員、金融業、製造業、IT業界、県庁)の話を聴いた上で、質疑応答で理解を深める。後半は、実際の開発の現場に居たゲストスピーカーの監修のもと、ビジネスモデルキャンバスに基づいた商品開発提案をグループで検討し、発表する。

●教育方法・授業方法等
- ゲストスピーカー登壇回において、自身で選んだ業界を事前に情報収集する
- 振り返りシートを3回提出する
- 後半は、演習方式(グループワーク)で授業を行う

●新型コロナウイルス感染症対策として、
・マスク着用のうえ、学生間の距離はできるだけ空ける
・定期的に窓を開けて、換気を行う
・授業前後に、手洗い、手指消毒を徹底する
なお、新型コロナウイルス感染症状況に応じて、zoomなどのオンラインシステムを利用する「ライブ型」授業に変更する場合がある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1.課題レポート提出は単位取得の要件となります。
2.企業からの課題にはグループで積極的にアイデアを出しましょう。
3.プレゼンテーションは論理的、効果的に工夫して行います。
4.グループワークを通して、短所も含めた「自分らしさ」をポジティブに受け入れられるような授業を目指します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
今後担当を希望するグループを検討し、moodleに記入(事後学習)
授業内容将来、職業選択していくうえでの「可能性を広げる」ことを目標として、15回の講義を通して何を学ぶかチュートリアルに紹介。
2タイトル企業の紹介、担当グループ発表、情報収集と質問内容の検討
事前学習
事後学習
希望グループアンケート未提出者はmoodleから提出
授業内容企業の紹介、担当グループ決めアンケートの促し、次週の教育関係者向け授業時の質問内容をグループで検討させる。これにより、グループでのコミュニケーションの取り方を身につけることや、次回以降のゲストスピーカーの話を多面的に理解を深める。
3タイトル教育関係:教職大学院客員教授のお話(予定)
事前学習
事後学習
すべての履修者は、事前学習として、情報収集と質問内容の検討を行う。
すべての履修者は、事後学習として、振り返りレポートをmoodleから提出する
授業内容ゲストスピーカーに60分程度お話いただき、質問項目を考えているグループを中心に質疑応答を行う。
4タイトル公務員:山梨県庁のお話(予定)
事前学習
事後学習
担当グループメンバーは、事前学習として、情報収集と質問内容の検討を行う。
担当グループメンバーは、事後学習として、振り返りレポートをmoodleから提出する
授業内容ゲストスピーカーに60分程度お話いただき、質問項目を考えているグループを中心に質疑応答を行う。
5タイトル金融:㈱山梨中央銀行のお話(予定)
事前学習
事後学習
担当グループメンバーは、事前学習として、情報収集と質問内容の検討を行う。
担当グループメンバーは、事後学習として、振り返りレポートをmoodleから提出する
授業内容ゲストスピーカーに60分程度お話いただき、質問項目を考えているグループを中心に質疑応答を行う。
6タイトル製造業:㈱はくばくのお話(予定)
事前学習
事後学習
担当グループメンバーは、事前学習として、情報収集と質問内容の検討を行う。
担当グループメンバーは、事後学習として、振り返りレポートをmoodleから提出する
授業内容ゲストスピーカーに60分程度お話いただき、質問項目を考えているグループを中心に質疑応答を行う。
7タイトルIT業界:YSK e-comのお話(予定)
事前学習
事後学習
担当グループメンバーは、事前学習として、情報収集と質問内容の検討を行う。
担当グループメンバーは、事後学習として、振り返りレポートをmoodleから提出する
授業内容ゲストスピーカーに60分程度お話いただき、質問項目を考えているグループを中心に質疑応答を行う。
8タイトル製造業:三井農林(株)のお話(予定)
事前学習
事後学習
担当グループメンバーは、事前学習として、情報収集と質問内容の検討を行う。
担当グループメンバーは、事後学習として、振り返りレポートをmoodleから提出する
授業内容ゲストスピーカーに60分程度お話いただき、質問項目を考えているグループを中心に質疑応答を行う。
9タイトル様々な進路について
事前学習
事後学習
これまで提出した振り返りシートをもとに、自身の考えをまとめておく(事前学習)
授業内容様々な組織への就職や、多様な働き方のほか、大学院への進学など、様々な選択肢を考える
10タイトルグループ課題(説明)
事前学習
事後学習
同じグループのメンバーと連絡を取り合えるような方法を検討する(zoom、teams,LINEなど)
授業内容ビジネスモデルキャンバスの説明と、今後のワークの進め方について概要を説明。
11タイトルグループ活動①
事前学習
事後学習
グループで意見交換、情報収集、資料作成
授業内容ビジネスモデルキャンバスに沿って、商品開発を検討する
12タイトルグループ活動②
事前学習
事後学習
グループで意見交換、情報収集、資料作成
授業内容ビジネスモデルキャンバスに沿って、商品開発を検討する
13タイトルグループ活動③
事前学習
事後学習
グループで意見交換、情報収集、資料作成
授業内容ビジネスモデルキャンバスに沿って、商品開発を検討する
14タイトルプレゼンテーション
事前学習
事後学習
発表準備(事前学習)
授業内容商品開発案をパワーポイントで発表
15タイトル評価とまとめ
事前学習
事後学習
プレゼンテーションPPTをmoodleから提出
授業内容プレゼンテーションの評価。チームワーク構築する上での課題の乗り越え方を、リフレーミングなどの手法から紹介。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
【担当教員】大学生から社会人向けのキャリアカウンセリングおよびキャリアデザイン講師のほか,学校コンサルテーション,企業向け新人社員教育と,幅広い層のカウンセリングおよびコンサルティングに尽力してきました。皆さんの可能性を広げられるよう、一緒に学んでいきましょう。
【副担当教員】山梨を代表する企業や行政での開発、企画、人事の経験がある方々です。
<備考>
(未登録)