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授業科目名 生活環境論
分類社会科学
時間割番号 CASK08
担当教員名 箕浦 一哉
開講学期・曜日・時限 前期・火・V 単位数 2
<対象学生>
全学部生
<授業の目的>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。

身近な環境との私たちの生活・社会との関わりについて基礎的な知識を得ることにより,地域政策・環境政策を考えるための基盤をつくることを目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B様々な学問分野の考え方当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。
C地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1生活環境を社会的視点から考えることができる。B
2身近な生活環境と私たちの認識や行動との関わりについて,複数の視点から論理的に説明できる。A
3地域社会と環境との関わりを理解し、説明することができる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%レポート課題により社会的視点から生活環境を考察できているかを評価する。
250%各回の授業課題(授業内課題・授業外課題)およびレポート課題により、生活環境に関連する知識の理解度を評価する。
320%レポート課題により地域社会と環境との関わりの理解度を評価する。
合計100% 
<授業の方法>
2022年度はGoogle Classroomをベースとして対面と遠隔のハイフレックス授業を実施する。Classroomのクラスコードは「p46m3un」である。部分的に配信資料によるオンデマンド学習、グループワークによるアクティブラーニングを実施する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
環境問題は一般に,地球の問題としてか個人の問題としてか,いずれかの視点で語られることが多いように思います。この授業では,そうではなく,私たちの暮らす社会の問題として考えます。この視点は,環境活動や環境政策について考える上で重要なものです。この授業を通して,身近な生活と環境との関わりを見直す思考力を養ってくれることを期待します。
<テキスト>
  1. 指定しない。
<参考書>
  1. 別途指示する。
<授業計画の概要>
1タイトルイントロダクション
事前学習
事後学習
事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容本科目の概要を説明する。また、生活環境を考えるための視点について講義する。
2タイトル地域社会と環境:農村と都市
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容農村と都市のそれぞれの生活環境の特徴について、自然資源の利用と社会関係の観点から学ぶ。
3タイトル地域社会と環境:里山と農山村のくらし
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容人の手が加わることによって生み出された二次的自然である「里山」について、国内外の事例を通して学ぶ。
4タイトル地域社会と環境:野生生物と自然資源
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容ホタルの保全活動と獣害問題を事例として野生生物と人びととの関係について考える。
5タイトル地域社会と環境:コミュニティと近代化
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容農山村における環境管理とコミュニティの関係を中心として、近代化の過程でのコミュニティの変遷について学ぶ。
6タイトル地域社会と環境:地方都市の生活環境
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容欧州のコンパクトシティの事例を通し、都市の生活環境について考える。
7タイトル地域社会と環境:都市から地方への移住
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容都市から地方への移住をトピックとして、現代の地域社会について考える。
8タイトル環境と感性:環境とアート
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容超芸術トマソン、環境芸術、アートプロジェクトなどの話題を通じて、環境と感性の関わりについて考える。
9タイトル環境と感性:さまざまな景観
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容国内外の自然景観・歴史景観等の事例を通して、景観のあり方についての理解を深める。
10タイトル環境と感性:景観を守る
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容景観に関する保全に関して、法制度と住民活動の2つの視点から学ぶ。
11タイトル環境と感性:サウンドスケープとは何か
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容音環境を風景として扱う「サウンドスケープ」の考え方について学ぶ。
12タイトル環境と感性:サウンドスケープの事例1
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容軍事基地および地場産業の事例を通して、騒音が地域社会のなかでもちうる意味について考える。
13タイトル環境と感性:サウンドスケープの事例2
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容神戸シンボルサウンド調査、ミュージックサイレン、富士吉田市の音楽時報などの事例を通し、地域の中でシンボルとなる音について考える。
14タイトル生活環境の研究方法
事前学習
事後学習
事前学習として配信資料を閲覧する。事後学習として授業内容のふりかえりを提出する。
授業内容地域生活のリアリティを通して環境と社会を考える手法について学ぶ。
15タイトルふりかえりとまとめ
事前学習
事後学習
事前学習としてこれまでの授業内容についてのふりかえりをおこなう。
授業内容授業全体をふりかえり、本科目における学びを確認する。
<備考>
(未登録)