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授業科目名 人と社会の情報化
分類自然科学
時間割番号 CAN046
担当教員名 山際 基
開講学期・曜日・時限 後期・火・V 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
ICTの普及によって、社会の構造や人の生活、個人のあり方、ものの見方まで変化させつつある。現代における人間や社会の活動と情報化について理解し、現在起こっているの問題の把握、また将来起こりうる問題へ指摘できることを目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養批評力学んだ内容を自らの言葉で的確に論評・伝達できる。
B汎用能力2・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
C情報選択力収集した文献や資料から、適切な情報を選択し、活用できる。
D5・問題解決力課題設定力課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1情報技術と現代社会および人との関連性についての調査ができること。B
2情報技術と現代社会および人との関連性についての理解を深めること。C
3これからの情報化の発展と問題に関する情報リテラシーと批評力を会得すること。D
4これからの情報化の発展と問題に関して、主体的な観点から論じられる能力を会得すること。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%講義中の課題に対する成果から評価する
225%講義中の課題に対する成果から評価する
325%期末レポートの回答から評価する
425%期末レポートの回答から評価する
合計100% 
<授業の方法>
1.PowerPointや映像を提示して講義を行う。
2.時間中に課題を出題し、受講者の考えを主体的観点で述べてもらう。また、受講学生同士で意見交換やディスカッションを行う。

<授業実施の形態>
・通常は対面方式にて講義を実施するが、状況に応じて、ライブ配信型オンライン講義を同時に実施することやライブ配信型オンライン講義のみで実施することがある。
・オンライン講義では基本的にライブ配信で実施するが、場合によっては収録映像のオンデマンド配信となることがある。
・オンラインや対面のどちらの形式においても、講義資料の配布や小テスト・課題、期末レポートの出題や提出はMoodleを利用する。
・視聴する映像の著作権の関係により、対面方式のみで講義を実施する日がある。実施時期は状況を見ながら決定し、事前に実施日を通知する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
講義内容としては、社会の基幹システムにまで及ぶ情報化について説明すると共に、情報化による利便性の向上とそれに相対する負の側面について講義し、受講学生がこのような社会の中どのように生きていくかを考えていきます。よって、単に情報科学、情報技術の理論を学ぶのではないので注意してください。また、事前知識は特に必要としませんが、わからない場合には自ら調べ知識として獲得する意欲・意志を持ってください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 佐藤義弘 他, キーワードで学ぶ最新情報トピックス 2022, 日経BP, ISBN:978-4296070220
  2. 児玉晴男 他, 進化する情報社会, 放送大学教育振興会, ISBN:978-4595315749
  3. 西垣通 他, よくわかる社会情報学, ミネルヴァ書房, ISBN:978-4623073597
  4. 丸山 正博, 電子商取引の進展―ネット通販とeビジネス, 八千代出版, ISBN:978-4842915333
  5. e-Governance Academy, e-エストニア デジタル・ガバナンスの最前線, 日経BP, ISBN:978-4822289676
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス、諸注意
事前学習
事後学習
・授業前に自分の知識のある範囲でICTと人間社会の間に起こる問題や課題を確認しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・本講義の概要説明、毎回実施する課題について説明する。
・受講学生がICTと人間社会について、どの程度認識しているか、現状を述べてもらう。
・情報の取り扱いについて過去の出来事を踏まえて説明する。
2タイトル身近なICTの進化
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・PCからタブレット、スマートフォンに至るまで現代社会を取り巻くICT機器とその利用について説明する。
3タイトルICTと人のコミュニケーション
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・ICTを利用することによるコミュニケーションの仕方の変化、人間の心情の変化について説明する。
4タイトルICTと人の感覚機能
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・仮想現実と嗅覚を例として、ICTと人間の感覚機能の関係について説明する。
5タイトル電子書籍
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・ICTの進化とコンテンツの充実、教育用コンテンツ、電子教科書について説明する。
6タイトルICTとユニバーサルデザイン
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・電子書籍のアクセシビリティ、公的サービス(図書館)、市場と政策のバランスについて説明する。
7タイトル電子商取引I
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・電子商取引の特徴と性質、市場形成について説明する。
8タイトル電子商取引II
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・消費者が起こす市場の変化、消費者の役割、取引における倫理について説明する。
9タイトル情報化と観光I
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・電子マネーの普及と観光との関係について説明する。
10タイトル情報化と観光II
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・多言語による情報発信、わかりやすい情報表現について説明する。
11タイトル情報化と教育
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・情報化による新しい教育モデル、情報化の負の側面に対する教育について説明する。
12タイトル電子政府、電子国家
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・日本の現状とエストニアを例に挙げて、電子政府、電子国家の目的や構造について説明する。
13タイトル情報インフラの発展と社会
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・クラウドやInternet of Thingsの社会への適用について、新たな産業モデルについて説明する。
14タイトル情報過多な社会
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に次回課題についての調査や論じてみたいポイントをまとめる。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・情報の選択、キュレーション、一次情報と二次情報について説明する。
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
・授業前に事前に配布された講義資料をもとに問題や課題を検討しておく。
・授業後に本講義全体について総括する。
授業内容・前回の講義内容に関する課題について、調査や学生同士で議論をして理解を深め多角的な見方を養う。
・本講義全体の振り返りを行う。
<備考>
授業計画については、必要に応じて講義の内容・進度・順序を変更する場合があるので注意すること。