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授業科目名 ワイン製造及び体験実習
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 CAN015
担当教員名 横森 洋一/井上 絵梨
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
受講開始時に20歳を超えていることが必要である。
<授業の目的>
山梨県の主要な産業の一つであるワイン製造について、原料となるブドウ栽培の現状を把握するとともに、実際にワインの製造体験学習を通して、「ものつくり」の経験と知識を習得する。ワイン科学研究センターの醸造設備を用いて製造体験学習を行うためワインに興味をもつ学生教育に効果がある。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「地域課題解決人材育成プログラム対象科目」です。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「やまなし未来創造教育プログラム対象科目」です。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通汎用能力2・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
B4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
C5・問題解決力構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
D実行力計画に従って解決に取り組むことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1ワイン製造を実際に体験し地域理解を深める。D
2ワイン製造に関わる基本的な事項を説明できる。B
3基本的なワイン製造の知識を、実際のワイン製造に応用することができる。C
4ワイン製造に関する正しい知識を入手できる。A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
135%受講態度。積極性を評価する。
255%レポート。論理性を評価する。
35%受講態度に含める。
45%レポート評価に含める。
合計100% 
<授業の方法>
9月の夏休み期間と10月を利用し、山梨県のブドウ栽培やワイン醸造に関する講義、ワイン製造体験実習および試醸ワインの成分分析実験を行う。
12月にティスティングおよび講義を行う。
講義は、ワイン科学研究センターの講義室、製造体験学習は、グループに分かれワイン科学研究センターの工場で行う。

実習形式の授業となるため、基本的には対面授業とする。新型コロナウイルス蔓延等の事情により、実習が困難な場合は、他形式の授業を行う可能性がある。

また、実習時は全員マスク着用し、定期的な換気を徹底する。状況によっては定員数を減らし、学生間の距離を保てるようにする。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
出席必須の日(履修申告時に提示)に、他の授業(実習・集中講義含む)がない学生のみ履修申告可能である。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション(講義)1
事前学習
事後学習
事前配布予定の資料を読んでおく
授業内容山梨県のブドウ栽培とワイン醸造
2タイトルオリエンテーション(講義)2
事前学習
事後学習
事前配布予定の資料を読んでおく
授業内容ワインの基礎知識
3タイトルオリエンテーション(講義)3
事前学習
事後学習
事前配布予定の資料を読んでおく
授業内容実習・実験の心得、準備
4タイトルワインの醸造1
事前学習
事後学習
オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容仕込み作業(ブドウの計量、醸造に使用する試薬類の準備)
5タイトルワインの醸造2
事前学習
事後学習
オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容仕込み作業(ブドウの選果・除梗・破砕、重量測定)
6タイトルワインの醸造3
事前学習
事後学習
オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容果汁分析(Brix、比重、換算糖度、総酸、pH)
7タイトルワインの醸造4
事前学習
事後学習
オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容スキンコンタクト、搾汁、後片付け、次回実習の説明
8タイトルワインの醸造5
事前学習
事後学習
前回までのデータを班のメンバーと共有する。オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容果汁の上澄みの分離、果汁液量測定、補糖、補酸、DAP添加
9タイトルワインの醸造6
事前学習
事後学習
前回までのデータを班のメンバーと共有する。オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容果汁分析(Brix、比重、換算糖度、総酸、pH)
10タイトルワインの醸造7
事前学習
事後学習
前回までのデータを班のメンバーと共有する。オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容乾燥酵母の加水活性化、酒母添加
11タイトルワインの醸造8
事前学習
事後学習
前回までのデータを班のメンバーと共有する。オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容発酵停止(メタカリ添加)、果汁分析(比重、アルコール、エキス、総酸、pH)
12タイトルワインの醸造9
事前学習
事後学習
前回までのデータを班のメンバーと共有する。オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容ワインの滓引き、瓶詰
13タイトルまとめ1
事前学習
事後学習
前回までのデータを班のメンバーと共有する。オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容分析結果のまとめ
14タイトルまとめ2
事前学習
事後学習
前回までのデータを班のメンバーと共有する。オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容ティスティング(官能評価)
作成したワインと市販ワインの比較
15タイトルまとめ3
事前学習
事後学習
前回までのデータを班のメンバーと共有する。オリエンテーション時に配布予定の実習の手引書を読んでおく
授業内容近年のワイン事情
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の一部は食品製造・研究開発や公的研究機関での実務経験をもとに実習を行います。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<備考>
(未登録)