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授業科目名 これからの機械技術
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 CAN011
担当教員名 山本 義暢/鳥山 孝司/伊藤 安海/青柳 潤一郎
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
本講義は「教養発展科目」のため、2年生以上が対象です。
なお、山梨県立大学の学生についても2年生以上が対象です。
<授業の目的>
これからの機械技術は,広範で多岐にわたる機械技術のベースとなっている基礎知識と最新のトピックスを初心者に分かりやすく解説する.本年度は主に,熱,流れ,制御,材料,宇宙工学 などの分野に関連した興味ある話題を紹介する.これによって,機械工学が工学分野で重要な役割を果たしていること,また先端技術と密接な関係を有していることを理解し,それぞれの分野においてさらに深く学ぶ意欲を引き出すことを目指す.
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「地域課題解決人材育成プログラム対象科目」です。
※本科目は、令和3年度以前の入学者に対しては「やまなし未来創造教育プログラム対象科目」です。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
C汎用能力5・問題解決力課題設定力課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができる。
D構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1機械技術のベースとなる基礎知識と最新のトピックスを理解できること。A
2機械工学に関係する地域の特色・課題を説明できること。B
3これからの機械技術に関する課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができること。C
4これからの機械技術に関して多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できること。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%理解度を測る小テスト・ミニッツペーパーやレポートなどの課題により評価する
225%理解度を測る小テスト・ミニッツペーパーやレポートなどの課題により評価する
325%理解度を測る小テスト・ミニッツペーパーやレポートなどの課題により評価する
425%理解度を測る小テスト・ミニッツペーパーやレポートなどの課題により評価する
合計100% 
<授業の方法>
教員毎にスライド形式の講義を行うか,プリントを配布して講義する.
令和4年度においては、授業はZoomもしくはMicrosoft Teamsを利用したオンライン授業を主体とする。
詳細は各担当教員からCNS掲示があるので、必ず確認すること。

当該科目は連携開設科目である。山梨県立大学の学生には第8回まではライブ配信型オンライン授業、第9回以降は山梨大学甲府キャンパスにて面接授業を実施する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
一般社会における工学的技術の中核をなす様々な機械技術について,適宜応用例の解説も交えて,さらに広く,深く学習するきっかけとして,本講義を聴講してもらいたい.
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル科学捜査と機械工学(伊藤)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容科学捜査と機械工学に関して事件・事故の鑑定事例を交えながら解説を行う。
2タイトル診療・診断機器とバイオメカニクス(伊藤)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容医工学とバイオメカニクスに関して実際の診療・診断機器への応用例を交えながら解説を行う。
3タイトル機器の安全性評価と機械工学(伊藤)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容機械工学の観点から機器の安全性評価に関して解説を行い、具体例として生活支援ロボットの安全基準を紹介する。
4タイトル超高齢社会における交通問題と自動運転(伊藤)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(60分)
授業内容超高齢社会における交通問題に関して解説を行うと共に、現在開発されている自動運転などの最新テクノロジーを紹介する。
5タイトル身近な流体現象と流体力学の成り立ち(山本)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(60分)
授業内容機械工学における主要力学(4力)の一つである流体力学について、身近な流体現象を題材として、流体現象の面白さ・特異性を確認する。またその現象を解析する方法について紹介する。
6タイトル流体力学の歴史と発展(山本)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容流体力学の歴史と現在までの発展を紹介します。
7タイトル数値流体力学(山本)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
授業内容計算機技術の発展により流体力学の解析手法としてその重要となっている数値流体力学について、簡単な原理・適用例・課題を紹介します。
8タイトル最新の流体研究紹介(山本)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(180分)
授業内容流体力学の最新研究、その対象分野の広がり、さらにはデータサイエンスとのかかわりを紹介し、流体力学のこれからについて議論します。
9タイトル温度・速度などの計測方法(鳥山)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容実際の現場で利用されているものから現在開発が行われている計測法について紹介する。
10タイトル熱エネルギーの有効利用に関する様々な技術(鳥山)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容SDGsの一つであるエネルギーの有効利用について紹介する。
11タイトル数値予測の最先端(鳥山)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容現在注目されているコンピュータシミュレーションについて紹介する。
12タイトルエコマイリッジチャレンジレースカーの制作を支える様々な技術(鳥山)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、課題に取り組み、Moodleに提出する(30分)
授業内容ものづくりの観点から、山梨大学で作成しているレースカーを作成するための技術を紹介する。
13タイトル山梨と交通システムのこれから(青柳)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(60分)
授業内容山梨県に関する統計情報などを集め、そこから考えられる交通システムの課題を見つけていく。
14タイトルモノ作りと信頼性(青柳)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(60分)
授業内容機械が寿命まで機能するための設計思想や設計技術を紹介する。
15タイトル宇宙開発のこれから 総括まとめ(青柳)
事前学習
事後学習
・ 授業前に、moodleから資料をダウンロードし、授業内容の確認を行う(20分)
・ 授業後に、レポートに取り組み、Moodleに提出する(60分)
授業内容宇宙開発の過去と現在、これからについて紹介する。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<備考>
(未登録)