| 授業科目名 | 頭と身体の運動学 | 
	| 分類・系統 |    | 
	
		| 時間割番号 | CAH006 | 
	
		| 担当教員名 | 木島 章文 | 
	 
		| 開講学期・曜日・時限 | 後期・月・II | 単位数 | 2 | 
	
		| <対象学生> | 
	
		| (未登録) | 
	
		| <授業の目的> | 
	
		| 身体は肉と骨,そしてこれを動かす神経系で出来上がっている。身体を動かし,他者と連携することで我々の生活は成り立っている.しかし我々はその仕組みを逐一理解しながら動いているわけではない(箸の動作をいちいち確認しながら飯を食う人間は皆無だろう)。こういった,日ごろは意識されない身体動作の仕組みを、「頭と身体で」理解することが講義の目的となる。これら総ての仕組みを理解することは,医学・生命・環境科学を専門とする学生においては当たり前のこと,物理環境に作用を及ぼす機械・ロボット構築を志す学生あるいはヒトがうごめく環境や建造物の構築を志す学生においても必要な知識である. | 
	
		| <本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質) | 
	
		| | 全学共通教育科目向け |  | | 記号 | コンピテンシー(能力・資質) | 説明 |  | 
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 | A | 共通 | 教養 | 多様な知識の獲得 | 単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。 | ○ |  | B | 様々な学問分野の考え方 | 当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。 | ◎ |  | C | 健康維持増進力 | 心身の健康を維持・増進する方法について説明できる。 | ○ | 
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		| <到達目標>  到達目標とは | 
	| | 目標NO | 説明 | コンピテンシーとの対応 | 
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 | 共通 | 
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 | 1 | 自らの身体経験を通して文武両道の態度を示すことができる | A |  | 2 | 自らの身体経験を文理両道で理解できる | B |  | 3 | 出席・リアクションペーパーの提出を以って,規則正しい生活態度を示すことができる | C | 
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		| <成績評価の方法> | 
	
		| | 目標No | 割合 | 評価の観点 | 
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 | 1 | 40% | リアクションペーパーの内容を以って,文武両道の生活態度を示すことができる |  | 2 | 40% | 試験の成績を以て,自らの身体経験に関する文理両道の理解を示すことができる |  | 3 | 20% | 出席状況を以って,規則正しい生活態度を示すことができる |  | 合計 | 100% |  | 
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		| <授業の方法> | 
	
		| moodle上に掲示したリアクションペーパー(質問,コメント)を土台にした講義.アクティブラーニングの態度を全面的に表明し,前半30分は受講生から寄せられた質問,コメントで授業を組み立てる.多くの英文資料を日本語で解説し,グローバルな知識を受講生と共有したいと考えている. 実施形態は基本的に対面.
 
 当該科目は連携開設科目となっているため、山梨県立大学の学生にはオンライン授業を実施する。(梨大生:面接授業+県大生:当該授業のライブ配信)
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		| <受講に際して・学生へのメッセージ> | 
	
		| 授業中1コマを,最先端の身体運動科学に関する大学院特別教育プログラム(協応行動科学)の講演会視聴に充てる.Zoom開催.内容は検討中,開催時刻は授業中に告知する(年末を予定). | 
	
		| <テキスト> | 
	
		| 
樋口貴広・森岡 周, 身体運動学-知覚・認知からのメッセージ, 三輪書店, ISBN:4895903192
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		| <参考書> | 
	
		| (未登録) | 
	
		| <授業計画の概要> | 
	
		| | 1 | タイトル | ガイダンス | 
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 | 事前学習 事後学習
 | 視聴覚教材の試聴 | 
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 | 授業内容 | 授業の全容と双方向授業の方法 | 
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 | 2 | タイトル | 頭と身体がつくる不思議体験 | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 実験的に誘発される身体意識の錯覚 | 
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 | 3 | タイトル | 頭を騙して,身体を治す | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 頭がつくる身体の意識 | 
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 | 4 | タイトル | 目が向いているのに見えていない,目が向いているのに見えている? | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 顕在・潜在および能動・受動注意 | 
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 | 5 | タイトル | 「みて,感じる」タイミングで世界が変わる: | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 意識における環境の変化の立ち上げ機序 | 
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 | 6 | タイトル | 1秒先の未来を予見する(1) | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 頭と身体を仲介する知覚情報 | 
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 | 7 | タイトル | 1秒先の未来を予見する(2) | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 光学的流動と慣性モーメントの利用 | 
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 | 8 | タイトル | 「ボールをよくみろ」の本当の意味 | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 移動行為における視線の機能 | 
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 | 9 | タイトル | 不必要にたくさんのセンサーと情報 | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 身体図式の統合的性質 | 
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 | 10 | タイトル | 未来を予見する身体の知識 | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 環境情報の身体図式への取り込み | 
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 | 11 | タイトル | 運動学習は読み書きの学習と何が違う? | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 運動学習におけるタイミング学習の重要性 | 
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 | 12 | タイトル | こうするにはああする,ああすればこうなる | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 動作の予測制御 | 
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 | 13 | タイトル | 滑って転んで,壊して立て直す,根性練習の原理 | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 全身協応技能の自己組織性 | 
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 | 14 | タイトル | MJを見続ければNBAに行けるのか? | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 観察学習の限界と効用 | 
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 | 15 | タイトル | 身体運動科学の最先端 | 
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 | 事前学習 事後学習
 | リアクションペーパーを介した授業内容への応答 | 
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 | 授業内容 | 先端水準の学外研究者による,スポーツ・音楽などの身体運動に関する講演.大学院特別教育プログラム(協応行動科学)の一環. | 
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 | 16 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 17 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 18 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 19 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 20 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 21 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 22 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 23 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 24 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 25 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 26 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 27 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 28 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 29 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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 | 30 | タイトル |  | 
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 | 事前学習 事後学習
 |  | 
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 | 授業内容 |  | 
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| <JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> | 
| | 《土木環境工学科》 |  | (A) 技術者の責務の自覚 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
 | ○ | 
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		| <備考> | 
	
		| 番号と順番は必ずしも一致しない.特に身体運動科学の最先端(学外教員の講演)の実施時期については授業内で告知するので注意すること. |