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授業科目名 食から見える世界いろいろ
時間割番号 CAD014
担当教員名 久本 雅嗣/舟根 和美/三木 健夫/村松  昇/矢野 美紀/鈴木 俊二/柳田 藤寿/岸本 宗和/乙黒 美彩/山下 裕之/奥田  徹/斉藤 史恵/望月 和樹/榎 真一
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
生命環境学部 地域食物科学科の学生は「教養発展科目」として履修
<授業の目的>
食物科学や農学に関する知識を基礎として、農作物の生産や食品製造、資源・環境などの多角的な視点から、人類が直面する食料問題について理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B様々な学問分野の考え方当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。
C汎用能力1・コミュニケーションスキル読解力情報の正確さや分析の妥当性などについて吟味しながら学術的な文献を読むことができる。
D5・問題解決力課題設定力課題を明らかにし、解決すべき「問い」を立てることができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1食の科学や農学に関する知識・技術の全体像を学び、その概要を説明できるA
2食に関わる学問分野を学び、その基本的事項を説明できるB
3食を理解するために必要な文献を読むスキルを身につけることができるC
4食に関する課題を明らかにし、課題解決に向けて必要な問題解決能力を身につけることができるD
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
170%試験やレポート課題により評価する
210%授業中の質問に対する回答やコメントシート、小テストにより評価
310%授業中の質問に対する回答やコメントシート、小テストにより評価
410%授業中の質問に対する回答やコメントシート、小テストにより評価
合計100% 
<授業の方法>
授業の実施の形態は基本的に「オンデマンド型」による配信で行います。
(場合によっては面接授業(対面授業)で行う場合があります)
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・講義資料がある場合は原則としてCNSで配信します。
・食に関わるさまざまな分野について強い興味や関心を持ち、多様な視点を相互に関連付けて食を理解しようとする意欲と態度を持つ者を対象とします。高校において化学と生物学を履修していることが望ましい。
・生命環境学部 地域食物科学科の学生は「教養発展科目」として履修
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル砂糖から見える世界いろいろ(舟根)
事前学習
事後学習
Moodle上で配布する資料を読み、その概要を理解しておく。
授業内容砂糖の製造方法、種類、性質、機能、および用途について学習する。
2タイトル食と安全(三木)
事前学習
事後学習
日本における輸入食品の検疫体制について簡単に調査しておくこと。
授業内容普段、何気なく食している食品の安全性について学習する。
3タイトル世界及び日本における農業生産(村松)
事前学習
事後学習
高校時代に地理を学習した方は当該部分を復習して講義に臨んでいただくと理解が深まると思います。
授業内容世界の農業生産と日本の農業生産を比較することにより、現在日本が置かれている農業の問題点について考えたいと思います。
4タイトル農作物と環境・生態系(矢野)
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
授業内容農作物と環境・生態系について学習する
5タイトル遺伝子組換え農作物の現状(鈴木)
事前学習
事後学習
事前学習:事前に配布される資料を読み、概要を把握する。
事後学習:授業後に講義資料の内容を復習する。
授業内容遺伝子組換え農作物について正しく理解する。
6タイトルゲノム編集食品について(榎)
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
授業内容ゲノム編集の原理、応用例、法令などについて解説する。
7タイトル発酵食品について(柳田)
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
講義内容を振返り、整理すること
授業内容微生物を用いた発酵食品について
8タイトル食品と微生物のはなし(岸本)
事前学習
事後学習
キノコに関する事前配布資料を読み、概要を把握しておくこと。
受講後に講義資料の内容を復習する。
授業内容キノコの多様性、食品としての利用、毒キノコについて解説する。
9タイトル微生物の恩恵を利用する(乙黒)
事前学習
事後学習
東南アジアを中心とした発酵食品について事前配布の資料を読み、概要を理解しておくこと。
授業内容微生物を利用した産業とアジアの発酵食品文化
10タイトルブドウの基礎知識(山下)
事前学習
事後学習
配布された資料を読み、疑問点を整理しておく。
授業後のリアクションペーパーで授業内容を整理する。
授業内容わが国や海外におけるブドウの生産の現状 ブドウの基礎知識(形態、品種、フェノロジー 栽培方法、わが国の特殊栽培など)
11タイトルワインの成分とその役割(奥田)
事前学習
事後学習
事前配布資料をもとに概要を把握しておくこと
授業内容ワインの成分とその役割について学習する
12タイトルワインのおいしさとは(斉藤)
事前学習
事後学習
Moodle上で事前配布する資料を読み、その概要を理解しておく。
授業後の小テストで授業内容を整理し、重要点を再確認する。
授業内容おいしさについて官能評価の視点からアプローチし、そのおもしろさや難しさについて議論する。
13タイトル栄養素の消化吸収と生活習慣病(望月)
事前学習
事後学習
事前配布した資料を読み、わからないところを記載しておく。
授業内容栄養素の消化吸収の撹乱による生活習慣病発症機構及び、正常化による生活習慣病抑制機構について学習する。
14タイトル香辛料の化学(久本)
事前学習
事後学習
Moodle上で配布するテキストを読み、その概要を理解しておく。
授業内容香辛料は香り、辛み、色などを付与することによって食品の嗜好性を向上することについて化学的側面から学習する。小テストを行うことで内容の浸透を図る。
15タイトル総括評価・まとめ
事前学習
事後学習
これまでの講義で配布した資料や授業内容を理解しておく。
授業内容これまでの講義内容や資料を学習し、その内容の理解度を確認する。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の一部は食品製造・研究開発や公的研究機関での実務経験をもとに食について講義をします。
<備考>
(未登録)