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授業科目名 教育史からみた近代
分類・系統人文科学 文化系
時間割番号 CAC036
担当教員名 岩井 哲雄
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
全学部生
<授業の目的>
これからの社会のあり方について考えるためには、現在の社会がどのように成立しどのような問題をもっているのかをおさえることが必要である。この授業では西洋の教育の歴史をたどりながら近代の成立とその問題について考察する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養批評力学んだ内容を自らの言葉で的確に論評・伝達できる。
B汎用能力4・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1教育の背景となる歴史や思想に関する様々な知識をベースに議論を展開することができること。A
2設定された論題について、自らの言葉で的確に論評することができること。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
170%課題とするレポートの内容面(内容の妥当性等)から評価する。
230%課題とするレポートの形式面(論述の構成等)から評価する。
合計100% 
<授業の方法>
Teams等による同時双方向のライブ講義の配信を原則とし、必要があればMoodleで補足する。
なお、場合により、一部のライブ講義を、Moodle をもちいた非同期授業に変えることがある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業計画の内容は授業の進捗状況に応じて変更する場合がある。
<テキスト>
  1. なし。必要な資料は配布する。
<参考書>
  1. 授業の際に適宜紹介する。
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション~授業の目標と評価
事前学習
事後学習
事後に剽窃等の問題について再度確認する。
授業内容授業の目標と評価方法、不正行為について説明する。
2タイトル古代ギリシア・ローマ①~教養
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容古代ギリシアに端を発する教養について説明する。
3タイトル古代ギリシア・ローマ②~弁論術
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容古代の弁論術について歴史や概要を説明する。
4タイトル中世①~キリスト教、修道院付属学校
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容キリスト教の基本的な構造について説明する。中世の主要な教育機関である修道院付属学校について説明する。
5タイトル中世②~大学、スコラ学の解体
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容中世に成立する大学について概説する。中世大学におけるスコラ学とその解体の影響について説明する。
6タイトル中世③~騎士道
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容騎士の教育と騎士道が後世に及ぼした影響について説明する。
7タイトル近代①~近代科学と資本主義
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容近代科学の成立と資本主義の成立について説明する。
8タイトル近代②~能力主義
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容能力主義の由来について説明する。
9タイトル近代③~啓蒙主義 
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容啓蒙主義についてホッブズ、ロックを例に説明する。ロックの教育論について説明する。
10タイトル近代④~ロマン主義
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容ロマン主義についてルソーを例に説明する。ルソーの教育論について説明する。
11タイトル近代の問題①~権力
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容産業革命以降の初等教育の整備とフーコーの権力論について説明する。
12タイトル近代の問題②~全体主義
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容全体主義について、アーレントの議論を概説する。ナチズムとドイツ青年運動について説明する。
13タイトル近代の問題③~自由
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容現代における自由の問題について、ロールズを中心に説明する。
14タイトルポスト近代①~物語
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容物語論をベースに歴史の問題について考察する。
15タイトルポスト近代②~その他の問題
事前学習
事後学習
事後に、参考文献等に目を通しておく。
授業内容その他の取り上げていない論点を補足する。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<備考>
(未登録)