授業科目名				担当教員
現代教職論				岩井　哲雄
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
TPT302	2	教員免許状関係科目	1,2,3,4	前期	月	IV
［概要］
明治以降の学校の歴史をふまえ、「教育を受ける権利」を教員の立場からどのように保障していくのかという視点から、現代の学校の特質、教員の身分・勤務内容・勤務実態、教員に関する政策の流れ、学校に対する国民・保護者の意識や期待などを概説し、今後求められる教員の資質を考える。
［具体的な達成目標］
教職を志望する学生、あるいは逆に教職への志望に迷いを感ずる学生に対して、現代社会における教職の役割、意義、問題点などを提示することによって、児童生徒学生などとして教えられるという立場から、職務として「教育を受ける権利」の保障に携わる教員としての立場へと視点を転換し、各自が独自の教員像を形成ないしは再形成し、的確な教職への進路選択を行うことができることを目指す。
［必要知識・準備］
［評価方法・評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 試験：期末期  40  % 教職の意義や職務内容など「教職教養」についての基礎的な知識・ 理解を評価の対象とする。  2 小テスト／レポート  60  % レポートにより「教職への熱意」や「学び続ける意欲」等を評価する。
［教科書］
なし。必要な資料は配布する。
［参考書］
文部科学省, 小学校学習指導要領 (平成29年告示) 文部科学省, 中学校学習指導要領 (平成29年告示) 文部科学省, 高等学校学習指導要領 (平成30年告示)
［講義項目］
1.教師という仕事(1)子どもの学習権 2.教師という仕事(2)社会に開かれた教育課程 3.教師の姿の変遷(1)明治から昭和まで 4.教師の姿の変遷(2)これからの教員の資質能力 5.教員の職務内容(1)学習指導 6.教員の職務内容(2)生徒指導 7.教員の職務内容(3)学校・学級経営 8.教員の職務内容(4)チーム学校と専門職連携 9.教員の身分、服務上・身分上の義務(1)身分保障 10.教員の身分、服務上・身分上の義務(2)服務上の義務、身分上の義務 11.教員の身分、服務上・身分上の義務(3)懲戒、体罰の禁止 12.教員の成長(1)研修と学び続ける必要性 13.教員の成長(2)教師としての成長 14.教員の成長(3)教職の職業的特徴 15.教員になるには
［教育方法］
主に講義形式で授業を進める。テキストを指定しない代わりに、毎回、講義内容の理解を深めやすい印刷した資料を配付する。
［JABEEプログラムの学習・教育目標との対応］
(未登録)
［その他］
(未登録)