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授業科目名
担当教員
電池工学
内田 裕之/宮武 健治/入江 寛/?嶋 敏宏
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TPC302 2 (未登録) 3 前期 IV
[概要]
電池は化学エネルギーを電気エネルギーに直接かつ高効率に変換する。小型電池は携帯電話、ノートパソコン、ビデオカメラ、電卓、小型音楽プレーヤーなどに、鉛蓄電池は車やバイクにと、我々の日常生活に必要不可欠である。低公害ハイブリッド車にはニッケル−水素蓄電池が、電気自動車にはリチウムイオン電池が搭載されている。また、高効率でクリーンな新しい発電システムとしての燃料電池や太陽電池も活発に研究されている。
 この講義では、まず電池に関する簡単な理論を学び、実用電池への応用について概説する。
[具体的な達成目標]
・各種電池の原理、構成する材料、特徴を理解する
・各種電池の特徴を活かして上手に使用する方法を理解する
[必要知識・準備]
学部1, 2年生にて学習した基礎化学、基礎物理に関する知識
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %理解度(中間評価) 
2試験:中間期 30  %理解度(総括評価) 
3受講態度 40  %学習態度および学習意欲 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 濱川 圭弘, 太陽電池, コロナ社, ISBN:978-4-339-00552-3
[講義項目]
1. 電気化学電池とは?
2. 起電力を実際に計算してみよう
3. 実用電池でのエネルギーロスとその低減法
4. 電池はどれくらいの出力を出せるか? 容量とエネルギー密度
5. 各種実用一次電池の特徴と用途
6. 各種実用二次電池(蓄電池)の特徴と用途
7. クリーンで高効率な発電:燃料電池
8. ミクロな電池で金属がさびる:腐食の機構と予防法
9. 中間テスト
10. 太陽エネルギー変換の基礎:光と半導体
11. 太陽エネルギーによる発電:太陽電池の基礎
12. 太陽エネルギーの化学物質への変換:人工光合成型電池
13. 太陽エネルギーの化学物質への変換:光触媒
14. 熱エネルギーの電気への変換:熱電発電
15. 総括評価(期末試験と解説)
[教育方法]
講義中心ですすめる。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)