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授業科目名
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担当教員
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組込み設計
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丹沢 勉
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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TJM217 | 2 | (未登録) | 2,3,4 | 前期 | 金 | II | ||||||||||||||||
[概要] | ||||||||||||||||||||||
現在では家電製品,自動車などの工業製品のほとんどはマイクロプロセッサを内蔵している。したがって,工業製品の開発・設計を行う技術者にとってマイクロプロセッサによる機器等の制御の知識は必要不可欠である。本講義は,マイクロプロセッサによる制御の基本的な手法を理解することを目的としている。そのため,実際にマイクロプロセッサ基板を用い,I/Oやタイマ,割込みなどの周辺回路の制御法などを習得する。 | ||||||||||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||||||||||
1.組込みシステムの概要がわかる 2.組込みシステムの開発方法がわかる 3.マイクロプロセッサを用いて,接続されているハードウェアをコントロールすることができる. 4.センサなどから得られたアナログ信号をマイクロプロセッサで処理することができる. |
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[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||||||
本授業では各自に『マイコンボードを購入』してもらい,講義と実機による復習をセットで行う.(このマイコンボードは,この授業だけでなく.後期のJM実習?や大学院における通信の実習に用いる) 理解しているべき予備知識 コンピュータの構成などについての基礎的な知識 準備する工具 20W以下のハンダコテ,小型ニッパ,ピンセット,精密ドライバセット,ノートPC等 |
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[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||||||
1.組込みマイクロプロセッサの基礎( CPU,ROM,RAM,IO メモリマップ ) 2.組込みマイクロプロセッサの基礎( 2進数,16進数,論理演算,2の補数 ) 3.クロス開発環境(アセンブラ・クロスCコンパイラ,JTAG) 4.マイコンボード基板への部品配置 5.I/Oのプログラミング(1) PIO 6.アナログ信号の処理(A/Dによる標本化,量子化) 7.I/Oのプログラミング(2) A/D, D/A 8.I/Oのプログラミング(3) タイマ,PWM 9.I/Oのプログラミング(4) タイマ割り込み 10.中間試験のまとめなど 11.指定周波数信号の出力 12.センサの動作と取得 13.モータの制御 14,モータ,センサ等総合的な動作 15.期末試験のまとめなど |
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[教育方法] | ||||||||||||||||||||||
本講義は,マイクロプロセッサの動作,及び,機械語のプログラミングを修得するとともに制御の基本的な手法を理解し,組込み機器やロボット等の製作に向けてのデザイン能力を身につけることを目的とする。 本講義では,マイコンボードを各自購入し,一部実習を交えながらマイコン技術を身につける. 本講義の履修制限は75名とする. |
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[実務経験のある教員による授業科目の概要] | ||||||||||||||||||||||
企業において,組込システムのプログラミングの業務を行っていた. その経験から,従来のあまり意識しないコンピュータ内のデータの動きやタイミング,コンピュータの外部とのやり取り動作などの考え方などを含めて指導する. | ||||||||||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||||||
[その他] | ||||||||||||||||||||||
(学科間共通科目)EE,CSは応用工学部門の科目 |