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授業科目名
担当教員
運動の力学I演習
寺田 英嗣/北村 敏也
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM213 1 (未登録) 2 後期 III
[概要]
運動の力学Iにおいて、機械メカニズムの基礎、質点系の動力学、基本的な機構の力学について学習する。本演習では、材料と力学・機械要素などの知識を踏まえつつ、主に運動の力学Iと連動した演習問題を提示し、自ら考え解くとともに考え方の解説を行うことにより、より実践的な知識を身に着ける。
[具体的な達成目標]
1.機構・運動・振動現象に関する基礎について理解する。
2.質点に作用する力から振動の素性を求めることができる。
4.運動機構解析をすることができる。
3.簡単な機構について、その運動と速度・加速度を解析することができる。
[必要知識・準備]
力学・微積分・線形代数(行列・ベクトル)・微分方程式の知識
講義科目「運動の力学I」を履修していること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %到達目標に示した項目に対する基本的理解度と論理的思考能力を評価.日常的勉学努力,自発的勉学も合わせて評価. 
[教科書]
  1. 山田伸志他, 振動工学入門[改訂版], パワー社, ISBN:978-4-8277-1298-8,
    (運動と力学I、運動と力学IIでも使用する)

  2. 牧野 洋, 高野 政晴, 機械運動学, コロナ社, ISBN:4339041505,
    (運動と力学I、運動と力学IIでも使用する)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回.微積分の復習・演習
第2回,線形代数の復習・演習
第3回.様々な機構の動きの概要、質点の力学に関する演習
第4回.1自由非減衰振動、運動方程式、固有振動数に関する演習
第5回.重力による振動系、回転系の振動に関する演習
第6回.1自由度減衰振動、減衰器の設計に関する演習
第7回.力による強制振動、変位による強制振動に関する演習
第8回.振動伝達率と防振・制振に関する演習
第9回.ラプラス変換と過渡振動に関する演習
第10回.Case1の解法に関する講義と運動解析に関する演習
第11回.Case2の解法に関する講義とCase1の解法に関する演習
第12回.Case3の解法に関する講義とCase2の解法および自由度に関する演習
第13回.Case4の解法に関する講義とCase3の解法および歯車に関する演習
第14回.演習及び標準問題集の解説
第15回.Case4の解法およびリンク機構の運動に関する演習
[教育方法]
欠席回数および受講態度に問題がある場合は減点の対象となる。
簡単な説明と小試験による演習を行う。
関数電卓必須。
なお講義に用いる図等は著作権上配布できないものも多く含まれておりPDF・紙媒体配布できないため各自工夫すること。
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
特に機構学分野では民間企業の生産技術研究所勤務の経験に基づき,実際の生産現場で用いられる自動組立機械を実例に講義を進める.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)