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授業科目名
担当教員
総合科目2
全教員
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TCS314 2 (未登録) 3 後期 II
[概要]
本科目の狙いは,勉学・研究に対する意識の高い3年次の学生を対象に,4年次の卒業研究と工学研修に先んじて研究・開発・発表・討議の能力を育てることで,大学院進学後ないしは就職後の実践的な研究・開発の能力を総合的に向上することにある.
本科目の進め方はプロジェクトベースである.具体的には,複数の候補より選択した指導教員の直接の指導のもとで,挑戦的課題について自律的に研究ないし調査し,これをまとめて発表し,討議する.

注意1:本科目の履修は,3年前期終了時点における単位修得状況,成績が良好で,4年次進学(卒論配属)に問題が無いと判断された学生に限定する.
注意2:コンピュータ理工学卒業論文との同時履修はできない.本科目の負荷は高く,卒業論文との同時期の履修は困難と考えられるためである.

配属先の研究室やプロジェクトでは,指導教員が,学生が個別のプロジェクトを遂行する過程で必要な,調査,問題の発見と切り出し,問題の形式的なモデル化,各種制約のもとでの解の探索,解の実装とその評価,等の力について評価を行う.また,これらプロジェクトの推進に必要な,文書作成,口頭発表,討議などの力について指導教員が評価を行う.
プロジェクト発表会では,各自が行ったプロジェクトの成果を複数の教員の前で発表し質疑応答を行う.学生は発表会に全員参加して個別に発表を行い,学生が質問する能力およびその質問に答える能力を養う.プロジェクト発表会での評価は,複数の教員が所定の評価用紙で採点し,これを集計する.
[具体的な達成目標]
挑戦的な課題について調査ないし研究するプロジェクトを自律的に遂行する過程で,以下のような能力を身につけることが目標である.
* 問題を切り取り形式化する能力.
* 数々の制約のもとで最適な解を選択する能力.
* 作業の工数見積もりと自己管理の能力.
* 文書化,口頭発表,質問,討議などのコミュニケーション能力.
[必要知識・準備]
これまで学んできた全てが礎となる.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %プロジェクトの達成度および難易度,プロジェクトを進める過程での創意工夫,成長度などにより評価する. 
2受講態度 10  %プロジェクトを進める過程での自発性,積極性,勤勉性,などにより評価する. 
3発表/表現等 30  %プロジェクト発表会での発表内容,質疑応答,討議,作成した資料,などにより評価する. 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1. 導入
合同で科目への導入を行う.希望するプロジェクトテーマを選択し,配属する.
2〜5.個別プロジェクト活動
プロジェクトテーマごとに分かれ,研究,文献調査,発表資料作成,等を行う.
6.プレゼンテーション実践
上手な発表を批判的に聞くことで,プレゼンテーションの実際を学ぶ.
7〜11.個別プロジェクト活動
プロジェクトテーマごとに分かれ,研究,文献調査,発表資料作成,等を行う.
12〜13.プロジェクト最終発表会
各々のプロジェクトの最終成果を互いに報告し討議する.
資料をまとめ,発表する,質問する,質問に答える,などの力を総合的に養う.
14〜15.修論発表会聴講
修士論文発表会を聴講することで,研究の実際について,また,実践的なプレゼンテーションについて学ぶ.

※必要に応じて,プロジェクト中間発表会を行う場合がある.
[教育方法]
研究室に配属され,指導教員の指導を受けながら調査,研究等のプロジェクトを遂行する.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)