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授業科目名
担当教員
エンジニアリングデザイン入門
吉田 純司/秦 康範
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TCE114 1 (未登録) 1 後期 IV
[概要]
本授業では,エンジニアリング・デザインについてものづくりの視点から,その概要と本学科での対応を学ぶ。ものづくりにあたるエンジニアの考え方やものの見方などを,失敗学の手法で明らかにする。また,土木環境工学分野の全体像と,細分化された個々の専門分野の相互関係を学ぶことにより,本学科のプログラムの構成をエンジニアリング・デザインの視点から明らかにする。
[具体的な達成目標]
[具体的な達成目標]
(1)ものづくりの流れを理解できる。
(2)ものづくりを多角的視点で理解できる。
(3)ものづくりに関わる組織の構成を理解できる。
(4)ものづくりと環境・社会との関係が理解できる。
(5)土木環境工学分野のプログラム構成が理解できる。
[必要知識・準備]
なし
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %講義内容の理解度 
2小テスト/レポート 70  %課題に対する理解度 
[教科書]
  1. 畑村, 洋太郎, 失敗学のすすめ, 講談社, ISBN:406210346X
[参考書]
  1. なし
[講義項目]
第1回  授業概要
第2回  講義:「失敗学のすすめ」 第1章 失敗とは何か
第3回  講義:「失敗学のすすめ」 第2章 失敗の種類と特徴
第4回  講義:「失敗学のすすめ」 第3章 失敗情報の伝わり方・伝え方
第5回  講義:「失敗学のすすめ」 第4章 全体を理解する
第6回  講義:「失敗学のすすめ」 第5章 失敗こそが創造を生む
第7回  講義:「失敗学のすすめ」 第6章 失敗を立体的にとらえる
第8回  講義:「失敗学のすすめ」 第7章 致命的な失敗をなくす
第9回  講義:「失敗学のすすめ」 第8章 失敗を生かすシステムづくり
第10回 技術者に対するインタビュー
第11回 演習:身近な失敗を見つける
第12回 演習:身近な失敗を分析する
第13回 演習:土木環境技術者の先達に学ぶ
第14回 演習:土木環境技術者の先達に学ぶ
第15回 まとめ・期末期テスト

予習:教科書を読み、講義ノート(予習)にまとめる。
   課題が出ている回は、課題を行う。
復習:講義で学習した内容を踏まえ、教科書を読みなおす。
[教育方法]
講義と講義に関する小課題,演習および討論会を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
(G) 計画立案・管理・実行能力
 自然と調和した持続的な社会基盤整備の技術を創造・適用することができる。
(I) デザイン能力
 課題に対する問題解決策を提案することができる。
(J) 論理的な表現・伝達能力
 コミュニケーション能力を有し、論理的に表現することができる。
[その他]
本講義の位置付け
エンジニアリングデザイン入門 → 各種専門科目 → エンジニアリングデザインI → エンジニアリングデザインII