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授業科目名
担当教員
土木環境工学基礎ゼミ
全教員
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TCE100 2 (未登録) 1 前期 IV
[概要]
 本ゼミでは、教務ガイダンスの後、土木環境工学科所属教員の研究分野等の紹介を通じて、土木環境工学科において学習の目指すところを、講義と質疑応答の形式で学習する。これにより、土木環境工学が対象とする、社会の具体的問題とその解決方法や技術を知り、それを学習するために準備された授業科目やカリキュラム構成(教養科目と専門科目の関係等)を理解する。また、地域や異文化についての理解を深める。
 引き続いて、各教員による個別ゼミを実施し、最後に個別ゼミ等で学習したことの成果発表会を行う。これは、学生諸君が、主体的に課題を設定し、観察・調査・実験・現場見学等の体験的学習を通じて、課題解決のための方法論への理解を深めるとともに、プレゼンテーション能力や課題に取り組む思考力・創造力を培うことを目的としている。
なお、個別ゼミはPBLに対応する形で行われる。
[具体的な達成目標]
1.土木環境工学の学習内容とその社会的な意義を理解し、説明できる。
2.地域の特色・課題を説明できるとともに、異文化に対する知識と理解を基に社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
3.課題を明らかにし、解決計画を立て、その達成に向けて努力することができる。
4.課題の設定から改善方法の提案・実行に至る一連の過程を、自らの言葉で一定の論理的根拠を伴って、論評・伝達できる。
[必要知識・準備]
土木環境工学分野への入門を目指す段階の本科目では、特に必要としない。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 10  %達成目標1,2についての理解度 
2受講態度 80  %達成目標3,4についての理解度:批評力、問題解決力(観察力、課題設定力、計画力、理解力、実行力) 
3発表/表現等 10  %達成目標4についての理解度:口頭発表力 
[教科書]
  1. 指導教員が指定する
[参考書]
  1. 指導教員が指定する
[講義項目]
1.教務ガイダンス,土木環境分野の全体像と海外で活躍した先輩の紹介
2.県内での事例を含めた多面的視点からの各研究分野の紹介(構造、水理など)
3.県内での事例を含めた多面的視点からの各研究分野の紹介(計画、環境など)
  <研究分野紹介では、土木環境工学科の社会的役割の理解を図る>
4.地域理解 <自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。>
5.異文化理解 <自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方に
  ついて相対的視点から意見を述べることができる。>
6.各教員ごとの個別ゼミ
7.各教員ごとの個別ゼミ(6の続き)
8.各教員ごとの個別ゼミ(7の続き)
9.各教員ごとの個別ゼミ(8の続き)
10.各教員ごとの個別ゼミ(9の続き)
11.各教員ごとの個別ゼミ(10の続き)
12.各教員ごとの個別ゼミ(11の続き)
13.各教員ごとの個別ゼミ(12の続き)
14.各教員ごとの個別ゼミ(13の続き)
  <個別ゼミでは、卒業研究の予備的訓練の形で、主体的学習の啓発を行う>
15.成果発表会
  <発表会では、卒論発表の予備的訓練の形で、表現・伝達能力滋養の契機とする>

予習・復習:個別ゼミについては,担当教員が課す内容を行うこと.
[教育方法]
個別ゼミでは、PBL形式で、チームで実験や調査等を行い、討議等を通じて成果を生み出し、発表する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
(H) 目標達成能力
 自ら課題を提示し、問題の在処を明確に説明することができる。
(I) デザイン能力
 課題に対する問題解決策を提案することができる。
(J) 論理的な表現・伝達能力
 コミュニケーション能力を有し、論理的に表現することができる。
[その他]
本授業の科目は、以下のような位置づけである。
「土木環境工学基礎ゼミ」 → コミュニケーション → 土木環境工学英文講読 → 土木環境工学卒業論文