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授業科目名
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担当教員
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光物性物理学
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酒井 優
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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TAM311 | 2 | (未登録) | 3 | 後期 | 火 | II | ||||||||||||||||
[概要] | ||||||||||||||||||||||
真空中の光の性質を基礎として,物質中の電子の振る舞いを光学応答として抽出する方法論を学び,実際の実験データの理解につなげる.まず,光場を古典的な電磁場として取り扱い,物質の光学応答を記述する方程式を導出する.次に,物質の記述法を学び,光学遷移と発光スペクトルについて知見を得る.物質の性質を識るという物性研究のための専門的な知識と技術を習得し,問題解決能力を養う. | ||||||||||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||||||||||
光を通して物質の性質を識るという物性研究の方法論を学び,実際の実験データを理解することができる専門的な知識と技術を習得することができる. (1)光の性質を理解し,例を用いて説明できる.. (2)物質の中の電子と光の振る舞いを理解し,例を用いて説明できる. (3)光学遷移と吸収および発光スペクトルの基礎を理解し,例を用いて説明できる. (4)光学応答の量子論の基礎を理解し,例を用いて説明できる. (5)光デバイスの基礎を理解し,例を用いて説明できる. |
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[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||||||
微分積分学 | ||||||||||||||||||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||||||
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[講義項目] | ||||||||||||||||||||||
第1回:光学過程の分類 第2回:光学反射と透過係数 第3回:複素屈折率と誘電定数 第4回:光学物質と透過吸収スペクトル 第5回:固体の光学特性,バンド構造と状態密度, 第6回:シリコンと化合物半導体のエネルギーバンド 第7回:理論モデルの概観,非局在状態と集団運動励起 第8回:物質中での光の伝搬 第9回:物質中の電子,格子の双極子振動モデル(ローレンツモデル) 第10回:局所電場,Kramers-Knonigの関係 第11回:分散,光学的異方性 第12回:バンド間遷移,光吸収と発光 第13回:直接バンドギャップ半導体のバンド端吸収 第14回:間接バンドギャップ半導体のバンド端吸収 第15回:吸収スペクトルの測定法,まとめと総括 |
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[教育方法] | ||||||||||||||||||||||
独自の講義テキストを用意し,それに沿って進めるが,用語,概念,考え方,式の導出などわかりにくいところを重点的に適宜解説を加える.受講生は自らテキストを読み進め,他の受講生にわかりやすく説明する,例題を解いて説明する等,積極的に関与することを期待している.また,講義の前後には,自ら手を動かして計算する,式のイメージをつかむ,わからない点は,なるべく早めに質問するなどの習慣をつけるよう指導する. | ||||||||||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||||||
[その他] | ||||||||||||||||||||||
(未登録) |