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授業科目名
担当教員
熱力学演習
石川 陽
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAM111 1 2017年度以前の入学生 1 前期 V
[概要]
熱力学の理解を深めるためには,練習問題を解くことが不可欠である.この演習では,熱力学に関する基礎及び応用問題を解くことで熱力学の理解を深め,熱,仕事量,エネルギー,体積,温度,エネルギー,エンタルピーといった概念を体得し,熱力学に関する計算力と応用力を身につける.
[具体的な達成目標]
・基本的な熱力学の問題を解くことができる.
・内部エネルギー,エンタルピー,エントロピー,自由エネルギー等の熱力学の概念を説明できる.
[必要知識・準備]
物理,化学
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %具体的な達成目標への達成度を評価する. 
2受講態度 40  %積極性,自主性など演習態度を評価する. 
[教科書]
  1. アトキンス 他, アトキンス物理化学(上), 東京化学同人, ISBN:978-4807909087
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回:有効数字、単位、物理量、偏微分と全微分
第2回:完全気体
第3回:混合気体
第4回:実在気体
第5回:熱力学第一法則、熱、仕事
第6回:熱容量、エンタルピー
第7回:相変化や化学変化をともなう過程、断熱過程
第8回:熱化学〜標準エンタルピー変化〜
第9回:熱化学〜標準生成エンタルピー、キルヒホフの法則〜
第10回:エントロピー、カルノーサイクル
第11回:可逆過程におけるエントロピー変化
第12回:不可逆過程等におけるエントロピー変化
第13回:ヘルムホルツとギブスの自由エネルギー
第14回:熱力学第一法則と第二法則の融合
第15回:総括・評価
[教育方法]
講義内容に関する演習問題に「熱力学演習」の授業で取り組むことで知識の定着を目指す.したがって,「熱力学」と「熱力学演習」の両方を履修すること.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)