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授業科目名
担当教員
有機機器分析
谷 和江
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAC312 2 (未登録) 3 後期 II
[概要]
 物質の分離分析には、欠かせないクロマトグラフィ−の基礎を理解する。質量分析法により、分子式の決定および構造を予測する。また、電磁波との相互作用に基づく現象を理解し、赤外分光法、核磁気共鳴分光法による物質の構造決定を習得する。
[具体的な達成目標]
クロマトグラフィーの基礎・理論を理解する。また実際に使用されているガスクロマトグラフィーおよび高速液体クロマトグラフィーについて知識を身に着ける。
電磁波を用いた有機化合物の化学計測の基礎を身につける。また、質量分析法のマススペクトルより分子式を、赤外分光法、核磁気共鳴分光法のスペクトルから、化合物の構造を決定できることが望ましい。

 
[必要知識・準備]
1年次で開講されている基礎有機化学I及びIIを履修し、修得していることが望ましい。
2年次で開講されている分析化学を履修し、修得していることが望ましい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %自発的勉学、授業理解力 
[教科書]
  1. 有機化合物のスペクトルによる同定 第7版, 東京化学同人, ISBN:9784807906338
  2. 基礎化学選書7 機器分析, 裳華房, ISBN:478533133X
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
 1.ガイダンスとクロマトグラフィーの歴史
 2.クロマトグラフィーの分類
 3.クロマトグラフィー:用語と基本式
 4.クロマトグラフィーの実際
 5.質量分析法:理論と装置
 6.質量分析法:測定法とスペクトルの解析
 7.質量分析法:スペクトルの帰属
 8.赤外分光法:理論と装置
 9.赤外分光法:測定法とスペクトル解析
10.赤外分光法:スペクトルの同定
11.プロトン核磁気共鳴分光法:理論と装置
12.プロトン核磁気共鳴分光法:化学シフト
13.プロトン核磁気共鳴分光法:スピン結合
14.プロトン核磁気共鳴分光法:NMRにおける等価
15.総括評価
[教育方法]
授業の理解度を高めるため、講義に用いるOHPの一部をプリントして配付する。また、授業でどのくらい理解できたかを復習問題を解くことで図る。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)