山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
無機化学演習
藤井 一郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAC303 1 (未登録) 3 前期 IV
[概要]
演習を通してこれまでに学習した無機化学の基礎を固めるとともに実践的な知識を身につける。
特に無機材料を理解する上で重要な結晶構造、化学結合、錯体・配位化学などの基礎を習得し、無機材料の性質を理解できるようにする。
[具体的な達成目標]
1.原子・イオン・分子・結晶・錯体の電子構造と物性との関連について説明できること。(A1)
2.元素の性質、結晶構造と固体の性質との関連について説明できること。(A2)
3.無機化学反応を利用した化学関連産業を支える無機材料の製造プロセスを説明できること。(A3)
[必要知識・準備]
「基礎無機化学」と「無機化学」の内容を理解していること。
関数電卓を持参すること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 43  %化学結合、錯体・配位化学、元素の性質、無機材料の製造プロセスについての理解度を評価する 
2試験:中間期 42  %結晶構造と原子構造についての理解度を評価する 
3受講態度 15  %出席及び実験態度を評価する 
[教科書]
  1. 平尾一之、田中勝久、中平敦, 無機化学 −その現代的アプローチ−, 東京化学同人, ISBN:4807905511
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 結晶構造(1)結晶格子、格子の幾何学
第2回 結晶構造(2)X線回折
第3回 結晶構造(3)X線回折、結晶構造の種類
第4回 原子構造(1)ボーアモデル
第5回 原子構造(2)原子の電子配置
第6回 結晶構造と原子構造の復習
第7回 中間評価:まとめ
第8回 化学結合(1)等核2原子分子
第9回 化学結合(2)異核2原子分子
第10回 化学結合(3)多原子分子
第11回 錯体・配位化学(1)結晶場理論
第12回 錯体・配位化学(2)配位子場理論
第13回 元素の性質と無機材料の製造プロセス
第14回 化学結合と錯体・配位化学の復習
第15回 総括評価:まとめ
[教育方法]
演習とテストにより授業を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)