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授業科目名
担当教員
基礎有機化学I
桑原 哲夫
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAC106 2 (未登録) 1 前期 IV
[概要]
 有機化学は,身近な生活用品から生物・生命体の構造や機能を理解する上で必須の学問である。本講義ではマクマリー有機化学(上・中・下)の上巻を用いる。化学結合生成における軌道の混成、共鳴による電子の移動などを学び、有機化合物の命名、C=Cへの付加反応、芳香族の反応などの基礎反応に焦点をあてて講義を行なう。有機化学の理論の基礎を身に付け理解を深めることを目的とする。
[具体的な達成目標]
1)化学結合生成における軌道の混成を理解し説明できる
2) 共鳴による電子の移動などを理解し説明できる
3) 有機化合物の命名を理解し説明できる
4) C=Cへの付加反応を理解し説明できる
5) 芳香族の反応などの基礎反応を理解し説明できる
[必要知識・準備]
高校の有機化学の内容を理解していることが必要である。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %理解度 
2試験:中間期 40  %理解度 
3小テスト/レポート 10  %講義への集中力 
4受講態度 10  %授業への積極性(挙手・発言等) 
[教科書]
  1. マクマリー 有機化学(上) (JOHN McMURRY(伊東椒・児玉三明ら訳)), 東京化学同人, ISBN:9784807909124
[参考書]
  1. ボルハルト・ショアー, 現代有機化学(上・下), 化学同人, ISBN:9784759814729
[講義項目]
 第1,2週    序論、化学結合と混成
 第3,4週    命名法
 第5,6週    アルカン、アルケン、アルキン
 第7        中間試験と解説
 第8,9週    C=Cへの付加反応
 第10,11週  芳香族化合物、芳香族性
 第12〜14週  芳香族求電子置換反応 "
 第15週     総合評価
[教育方法]
有機化学を理論の側面を丁寧に解説し、身につけることに重点を置く。必要に応じてプリントを配布する。また、分子模型なども利用する。小テストやレポートを通して理解を深める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)