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授業科目名
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担当教員
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機能の現象学特論
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堀 裕和
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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PTT701 | 1 | (未登録) | 1 | 後期 | 水 | III | ||||||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||||||
物理学、数学、現象哲学など多様な分野を総合して、現象をどう捉えそこから機能をどのように引き出すかを一般的に取り扱う基本概念と分析手法を概説する。環境系のダイナミックスが基盤となって発生する現象や機能の構造を明らかにするとともに、現代数学を基盤とする明快なモデル構築の手法と、そこから戦略的にシステム構成を行うための多様なストラテジーについて概説する。あわせて、多分野融合による革新的な研究課題を創出する手法について、本学の融合研究推進の実績に基づいて概説する。 | ||||||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||||||
生命を含む自然現象やその機能に関する理解や記述は、対象に関する十分な知識が得られない状況や現象の発生過程において効果的な判断と対処を行うために必要となる。普遍的な機能構造のモデルとその特色を理解し、現象の発展を予測して機能や知能を生み出すストラテジーの例を学ぶことで、これを広領域の学術研究の共通言語として利用し、新しい学術研究領域の開拓に資することを目的とする。 | ||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||
理系・文系を問わず、専門的な研究経験等から現象や機能を捉えることに関わる問題意識を持ち、学術分野を超えた探究に基づいて、その構造やダイナミックスを解明し活用する意欲を持つこと。 | ||||||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||
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[参考書] | ||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||
第1回 現象と機能の発生に関する一般的考察 第2回 現象と機能を記述する構造モデル1:代数と幾何に基づく現象と機能の記述と理解 第3回 現象と機能を記述する構造モデル2:機能と環境の関わりに基づく現象のモデル化 第4回 現象と機能を記述する構造モデル3:導来圏と公理に基づく機能構造の表現と理解 第5回 機能をもたらす構造とシステム構築のストラテジー 第6回 現象や機能の発現を予測するストラテジー 第7回 自然界がもつ機能と知能を活用するストラテジー 第8回 機能研究を進める融合研究のストラテジー |