山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名 | 科学技術政策論 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | LSS234 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 高橋 智子 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・火・III | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
生命環境学部の学生 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
人類は古代から生きるためにさまざまな科学・技術を創造してきた。食糧生産技術はもっとも早く登場した技術であり、農業技術の飛躍は近代都市国家の登場を可能にした。工業技術の発達は産業社会をもたらし便利で豊かな生活を可能にしたが、一方で公害や環境破壊などを引き起こした。ナノ技術・バイオ技術を手にした21世紀は、「生命科学の時代」ともいわれ、環境と共生できる社会の構築が期待されている。そのために、社会の中でどのような科学技術を開発していくのかは、重要な政策課題になっている。こうした科学技術の歴史を学び、今日の科学技術政策のあり方について検討する。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
科学技術は社会のなかでどのような役割を果たしてきたのか、また社会はどのような役割を科学技術に期待してきたのか。その歴史を理解したうえで、現代社会の科学技術政策の特徴とその課題につてい、自分なりの意見を説明できるようになること。 | |||||||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||||||
映像資料を用いることで文字情報とは異なる直観的な理解の助けとする。映像情報に合わせた文献資料を紹介し、理論的に考えるための材料とする。講義の一環として3分間スピーチによる成果発表を目的にしたワークショップを組み込み、グループ学習を実施する。 | |||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
科学技術とは何かを哲学したい学生さんの受講を歓迎します。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
第1回:授業の概要説明とガイダンス 第2回:科学技術の歴史(1)都市の誕生と農耕技術の発達 第3回:科学技術の歴史(2)中世社会と科学・技術 第4回:科学技術の歴史(3)大航海時代の科学・技術 第5回:科学技術の歴史(4)農業革命から産業革命へ 第6回:科学技術の歴史(5)19世紀の科学技術 第7回:科学技術の歴史(6)20世紀の科学技術 第8回:グループ討論 科学技術とは何か 科学技術と社会の関係は何によって決まるのか 第9回:科学技術と国家(1) 第10回:科学技術と国家(2) 第11回:科学技術と企業(1) 第12回:科学技術と企業(2) 第13回:科学技術と市民(1) 第14回:科学技術と市民(2) 第15回:総括とまとめ 共生社会のために科学技術はどうあるべきか |