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授業科目名 | 生命科学概論 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | LSC214 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 大槻 隆司 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・木・II | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
BT,FS,EV過年度生 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
生命科学は、生命を取り巻く関連諸科学の総称であり、農学・環境科学・薬学・栄養学・医学・生命工学などは、生命科学を応用した学問分野である。本講義は、これら応用分野を学ぶのに必要な生命科学の基礎知識を習得することを目的とした概論であり、分子生物学の基礎を中心に展開する。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
日常生活で接する様々なものにおいて、バイオが関与していないものを探すのが困難なほどになった今日、生命科学の基礎知識は現代に生きる我々にとって欠かせないものとなっている。本講義では、設計図であるDNAからRNA、タンパク質を介して成り立つ細胞を分子レベルでみるとどのようになっているのかをイメージできるようになることを目標とする。 | |||||||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||||||
講義を中心とする。進捗に応じ、理解度を確認するために小テストを行うことがある。 | |||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
DNAを中心として展開される生物ワールドについて、理解しやすい講義を目指します。基礎的な生物学・生化学の知識はあることを前提とします。自分の中の総論的なイメージを作り上げられるように心がけてみてください。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
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<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
第1回:生命の基本単位_細胞 生命を支える基本単位である細胞とはどのようなものかについて理解する。 第2回:生体物質の基本_糖・脂質 糖・脂質についてその構造と性質を知る。 第3回:生体物質の基本_核酸・タンパク質 核酸・タンパク質についてその構造と性質を知る。 第4回:タンパク質と生体内機能1 細胞構造の骨組みや、細胞内の様々な仕事をするタンパクの機能を理解する。 第5回:タンパク質と生体内機能2 細胞内の様々な仕事をするタンパクの機能を理解する。。 第6回:物質や情報のやりとり 生命を支えるエネルギー物質、細胞膜を介した物質の移動や情報伝達などを理解する。 第7回:生体内の物質流通_代謝 様々な生体内物質の代謝について概説する。 第8回:セントラルドグマ総論 生命の根幹を担う複製、転写、翻訳について理解を深める。 第9回:受け継がれる情報の本体_遺伝子 生物情報の本体である遺伝子について理解を深める。 第10回:変化するDNA 変異などの現象と、それが生物に与える影響について理解する。。 第11回:遺伝子の発現 遺伝子発現にまつわるトピックから生命活動をみる。 第12回:遺伝子工学の現在 遺伝子工学の歴史と現在の動向について学ぶ。 第13回:分子生物学的技術の進展 分子生物学的技術や知見の親展について概説する。 第14回:免疫、病気、産業 免疫と病気の基礎知識やバイオテクノロジーと私たちの関わりについて概説する。 第15回:総括、まとめと評価 |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> | |||||||||||||||||||
担当教員は生命科学分野の公的研究機関での実務経験があり、その経験に基づいた講義を行う。 |