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授業科目名 | 栄養学実験 | ||||||||||
時間割番号 | LFS336 | ||||||||||
担当教員名 | 望月 和樹/針谷 夏代 | ||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・月/火/水・III-IV/III-IV/III-IV | 単位数 | 2 | ||||||||
<対象学生> | |||||||||||
(未登録) | |||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||
食事要因に対する身体の応答の仕組みを実証的に理解するために、動物(ラット)をモデルにして、糖質/脂質比率の異なる飼料を用いた飼育実験を行い、血液、肝臓、脂肪組織、小腸における代謝指標、酵素活性や遺伝子発現の変動を観察することにより、食事要因に対する身体の応答の仕組みについて理解を深める。(役割分担:望月和樹は全体のまとめと実験の実施、山下さやかは補助を行う) | |||||||||||
<到達目標> | |||||||||||
栄養学の観点から食品を考え、「食料生産と人類の健康維持との関係性」について総合的に考える力をつけることを目標とする。 | |||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||
実験 | |||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||
(未登録) | |||||||||||
<テキスト> | |||||||||||
<参考書> | |||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||
第1回 ガイダンス、実験試料の調整と動物実験手技1 第2回 ガイダンス、実験試料の調整と動物実験手技2 脂質と糖質の異なる2種類の実験食を調整し、それを用いて、マウスを3週間飼育し、食事摂取量と体重増加量を観察する。その後解剖を行なう。また、マウスにおける解析に必要な試薬の調整方法を学ぶ。 第3回 食事条件による代謝変動の観察(組織の採取)1 第4回 食事条件による代謝変動の観察(組織の採取)2 実験食で飼育したのちに解剖し、血液、肝臓、脂肪組織、小腸を採取する。さらに、それらの組織重量とタンパク質含量を測定する。 第5回 食事条件による代謝変動の観察(血液成分の解析)1 第6回 食事条件による代謝変動の観察(血液成分の解析)2 解剖時の血液中のグルコース濃度、トリグリセリド濃度、遊離脂肪酸濃度を測定する。 第7回 食事条件による代謝変動の観察(肝臓の解析)1 第8回 食事条件による代謝変動の観察(肝臓の解析)2 上記の実験食を投与したラットから肝臓、脂肪組織における中性脂肪量を調べる。さらに、肝臓および脂肪組織より総RNAを抽出し、脂肪酸合成酵素の遺伝子発現量を測定する。 第9回 食事条件による代謝変動の観察(小腸の解析)1 第10回 食事条件による代謝変動の観察(小腸の解析)2 解剖時に得られた小腸粘膜のホモジネートを調整し、スクラーゼ活性とマルターゼ活性を測定する。空腸上部から回腸までの酵素活性の分布を観察する。 第11回 応用栄養学実践実習(妊娠期の食事) 第12回 応用栄養学実践実習(発育期の食事) 第12回 応用栄養学実践実習(成人期の食事) 第12回 応用栄養学実践実習(高齢期の食事) 第15回まとめと考察 各実験班のデータを持ち寄り、飼料の異なる両群のラットについて、それぞれの平均値、標準誤差を計算し、有意差検定を行なう。今回観察した栄養指標について、両群に差が見られるか討議する。また、応用栄養学実習では、自身が作成した妊娠期、発育期、成人期、高齢期の献立についてまとめ、発表討論をする。 |