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授業科目名 | ワイン品質評価学 | ||||||||||||||
時間割番号 | LFS322 | ||||||||||||||
担当教員名 | 奥田 徹 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・木・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||
地域産業であるワインについて多面的な知識を習得する。基礎生化学などの知識の上で,ワインに含まれる物質、あるいはワインの製造過程で生成する物質等を分析する方法およびその機能性(味、色、香り、生理活性)を学習し、それら物質がワインの品質にどのように結び付いているかを学ぶ。ワインは様々な成分で成り立っており、互いに関係することで影響しあっている。品質評価の難しさ、官能検査の方法などについても触れる。 ※「COC 地域志向型共通教育科目対象 科目」及び「COC+地域教養科目対象科目」 |
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<到達目標> | |||||||||||||||
地域産業であるワイン産業の課題を説明できること。ワイン成分について多様な知識を獲得し,ワインの成分がどのような機能を持ち、ワインにどのような効果を与えているのかを総合的に説明できること。 | |||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||
講義:PCでの授業を中心とする。 | |||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
高校の化学の知識が必要である。 ワインの製造法について基礎的知見が必要である。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||
第1回: おいしさの分類 ワインのおいしさを分類し、そのカテゴリーを理解する。 第2回: 五原味とワインの成分1(糖類) ワインに含まれる糖類の特徴 第3回:五原味とワインの成分2(有機酸) ワインに含まれる有機酸の特徴と味覚、pHについて考える。 第4回:五原味とワインの成分3(有機酸) 酒石酸沈澱の機構と防止について考える。 第5回:五原味とワインの成分4(うまみ) アミノ酸やペプチドについて考える。 第6回:五原味とワインの成分3(ポリフェノール) ワインに含まれるポリフェノール類の味。 第7回: ワインの酸化 ワインが酸化するとはどういうことかを考える。 第8回:抗酸化活性1 活性酸素やフリーラジカルの性質について学ぶ。 第9回:抗酸化活性2 活性酸素やフリーラジカルとポリフェノール類や他の化合物の関係を学ぶ。 第10回: ワインの色 色調の考え方と色の表現方法を考える。 第11回:タンパク質1 タンパク質とポリフェノール類の反応と混濁を理解する。 第12回: 香り アロマホーイルなどを用いてワインの香りの表現方法について学ぶ。 第13回:機器分析1 香りや味を分析する機器について理解する。 第14回:機器分析2 香りや味を分析する機器について理解する。 第15回:評価・総括・まとめ これまでの講義内容をまとめ、内容の理解度を評価する。 |