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授業科目名 | 特別講義III | ||||||||||||||
時間割番号 | LEV386 | ||||||||||||||
担当教員名 | 黒住 悟 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 集中・(未登録)・(未登録) | 単位数 | 1 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||
産業界から見た、生物を用いた水処理技術の実際について学習する。活性汚泥法汚水処理施設等の生物処理システム・プラントの設計から維持管理に関する知識を修得するとともに、生物を用いた水環境分野におけるビジネスモデル、研究開発から製品開発、事業化までの基本的な考え方を学ぶ。 <対応するディプロマポリシー(学位授与方針)の専門知識・スキル> PS1:環境中に展開する物理・化学・生命現象と地球の仕組みを説明できる PS2:環境問題の背景と概要を、その歴史、原因、対策などから説明できる PS4:学びを通して自分と社会の結びつきを自覚し説明できる |
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<到達目標> | |||||||||||||||
1. 排水処理および関連法令について基本的事項を理解する。 2. 生物を用いた水処理技術の原理〜設備〜維持管理に関する技術的な基本事項を理解する。 3. 生物を用いた水処理分野における研究開発、製品開発、事業化に関して、企業技術者としての基本的な考え方を身につける。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||
パワーポイントでの講義中心で、必要によりテーマ毎に資料を配付する。 | |||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
生物に関する技術と企業における事業はどのような関係にあるのか。微生物を活用した水環境ビジネスとその実際について、産業界の視点から様々な事例を交えて実践的な講義をします。 | |||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||
第1回:生物を用いた水環境浄化と関連法令 水浄化の基本原理と関連法令について、実設備あるいは現実に発生した事例を交えて産業界の視点から概説する。 第2回:生物処理の基本原理と処理方式 生物を用いた様々な水浄化技術と実際の導入事例について概説する。 第3回:生物を用いた水処理プラントの設計(その1) 第4回:生物を用いた水処理プラントの設計(その2) 微生物を活用した水処理プラントの代表的な処理フロー・処理能力計算について概説し、微生物プロセスの実用化に関する基本的な考え方を学習する。 第5回:基本設計演習 水浄化の基本原理と微生物の働きを理解できれば、その知識を応用することで水処理プラントの基本設計をすることが出来る。処理すべき排水の性状、微生物の酸素要求量等を設計条件とし、水処理プラントの基本設計を演習する。 第6回:水環境分野における研究開発とビジネスモデル 生物を用いた水環境分野での研究・製品開発等について、社会における企業の役割およびビジネスモデルの基本的な考え方について概説する。 第7回:企業における研究から製品開発までのケーススタディ 研究成果は実用化することが必要である。実用化に必要なステップ、知的財産戦略、製品設計等について、企業技術者としての基本的な考え方を概説する。 第8回:総合演習 学習内容の総括と演習。エンジニアリングの観点を通じて、微生物の産業利用に関する理解を深める。 |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> | |||||||||||||||
担当講師は一般企業での実務経験(廃水処理分野)を有している(現在、積水化学工業株式会社に勤務中)。 |