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授業科目名 | 生物化学工学I | ||||||||||||||||||
時間割番号 | LBT212 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 黒澤 尋 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・金・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
化学工学が化学工業における生産に関連する学問であるように、生物化学工学は生物工業(バイオプロセス)全般に関わる学問である。本講義では、化学工学の基礎を流体力学を題材として身につける。講義では、化学工学の理解に必要な微積や微分方程式の基礎を復習した後、物質量の定量的な取り扱い、SI単位、単位の換算方法、対数グラフを利用したデータの解析方法、流体の性質(流体力学、粘度)などについて学ぶ。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
・化学工学の基礎知識を修得している。 ・物質量を適切な単位を使って定量的に表現できる ・単位の換算ができる。 ・微分方程式を使った数式表現ができる。 ・対数グラフを正しく描き、それを利用した解析ができる。 ・ 流体力学の専門知識を修得している。 ・ベルヌーイの定理を応用できる。 ・粘度などの流体の性質を説明できる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
・講義を中心とする。 ・理解度を評価するためにトピックごとに小テストを行う。 ・小テスト実施の翌週には採点して返却、問題を解説する。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
関数計算機能のついた電卓を持参すること。 スマートフォンの電卓機能で関数計算が可能な場合は通常授業での使用を認めますが、試験での使用は認めません。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
第1回:化学工学の考え方 、単位と次元(1) 物質量を表現するための基準である単位(国際単位系)を学ぶ 第2回:単位と次元(2) 力と圧力、濃度など物理量を表す単位の意味や換算用法を学ぶ 重力の加速度、気体定数など重要な定数を学ぶ 第3回:計算の基礎(1)微分・積分の復習 第4回:計算の基礎(2)微分方程式の初等解法(変数分離形など) 第5回:微分方程式の初等解法(一階線形微分方程式の解法) 第6回:データとグラフ(1) 片対数グラフ 第7回:データとグラフ(2) 両対数グラフ 第8回: 一次反応を片対数グラフで解析する(ショ糖の分解反応、細胞増殖) 第9回:流体(1)流速、流量、連続の式について学ぶ。 第10回:流体(2)粘性法則、流動特性 第11回:流体(3)層流と乱流、レイノルズ数 第12回:流体のエネルギー保存則(ベルヌーイの定理) 第13回:ベルヌーイの定理の応用(1)位置、運動、圧力 第14回:ベルヌーイの定理の応用(2)噴流 第15回:総括、総合評価 |