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授業科目名 生物圏環境動態解析特論
時間割番号 GLR503
担当教員名 御園生 拓/岩田 智也
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
生物と環境の間の物質とエネルギーの交換が、生物群集の構造や生態系機能および生物圏の動態に及ぼす影響とその解析手法について理解する。また、生命と環境がどのような相互作用を経て成立してきたのか、その共進化の歴史と仕組みを学習するとともに、人間社会が生命-環境相互作用環のどこにどのように位置しているのかについて深く考察する。
<到達目標>
DP-LA1〜3:生物と環境の複雑な関係性の理解を踏まえ、その中で人間社会がどのように位置づけられているのかについて客観的に記述することができる。
<授業の方法>
演習要素を取り入れた講義形式で実施する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %講義内容に関するレポートを課し、理解度を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
生物学、主に生態学および生理・生化学な基本的知識を必要とする。
広範な科学的知識が望まれる.
<テキスト>
  1. 特に指定しない
<参考書>
  1. 特に指定しない
<授業計画の概要>
第1回 ガイダンス:生物圏と環境の相互作用環(岩田)
第2回 生物群集の構造と環境(岩田)
第3回 食物網を流れるエネルギーと物質のフロー(岩田)
第4回 生物群集代謝と生態系機能(岩田)
第5回 森林の構造と生態系機能(岩田)
第6回 海洋の構造と生態系機能(岩田)
第7回 陸水域の構造と生態系機能(岩田)
第8回 生態系間の相互作用と生態系機能の人為改変(岩田)
第9回 地球の誕生と生命圏の成立(御園生)
第10回 生物進化の結果としての生命圏(御園生)
第11回 地球環境と生物の共進化(御園生)
第12回 ヒトの進化と環境(御園生)
第13回 環境の物理化学的要素と生物の生理・生化学的反応(御園生)
第14回 ヒト社会と地球環境の相互作用(御園生)
第15回 生命圏と環境の調和とは(御園生)