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授業科目名 社会調査法
時間割番号 EES232
担当教員名 鈴木 健之
開講学期・曜日・時限 後期・木・II 単位数 2
<対象学生>
2年生以上
<授業の目的および概要>
授業では、私たちが日常よく見聞きする「社会調査」の仕組みを理解することから始め、次に、質的調査(インタビュー調査)の理論と実際、そして、量的調査(アンケート調査)の理論と実際について講義していく。社会調査の基礎を学ぶことがこの授業のねらいである。
<到達目標>
1.社会調査の基本的な考え方を理解する。2.社会調査の基礎的手法を学ぶ。
<授業の方法>
配布したプリントの内容に沿って、講義形式と演習形式で行う。毎回「ホームワーク」を課すので、必ず課題を終えた上で授業を受けること。授業終了時に、毎回「リアクションペーパー」を提出してもらう。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %期末レポートによる。 
2小テスト/レポート 20  %毎回のリアクションペーパーによる。 
3受講態度 20  %毎回のリアクションペーパーによる。 
4発表/表現等 20  %毎回のリアクションペーパーによる。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
社会学の信条は「まずは、現場へ!」です。この授業では、量的社会調査(アンケート)と質的社会調査(インタビュー)のやり方について学んでいきます。現場へ行く前に、社会学の道具を仕込みます。「まずは、社会学へ!」。
<テキスト>
  1. 白谷修一・朴相権・内田龍史, 新版 実践はじめての社会調査ーーテーマ選びから報告までーー, 自治体研究社, ISBN:9784880375342
<参考書>
  1. 谷岡一郎, 「社会調査」のウソ, 文藝春秋, ISBN:9784166601103
  2. 好井裕明, 「あたりまえ」を疑う社会学, 光文社, ISBN:9784334033439
  3. 廣瀬毅士・寺島拓幸, 社会調査のための統計データ分析, オーム社, ISBN:9784274067631
  4. 石井一成, ゼロからわかる大学生のためのレポート・論文の書き方, ナツメ社, ISBN:9784816350573
<授業計画の概要>
第1回:社会調査とは何か:質的調査(インタビュー調査)と量的調査(アンケート調査)
第2回:メディア・リテラシー
第3回:リサーチ・リテラシー
第4回:質的調査の仕組みについて学ぶ
第5回:インタビュー調査を実施する
第6回:インタビュー調査をまとめる
第7回:質的調査のまとめ
第8回:量的調査の仕組みについて学ぶ
第9回:「調査票」設計する・「質問文」を作成する
第10回:調査実施の過程・データ作成について学ぶ
第11回:集計・推定・検定について学ぶ
第12回:分析の仕方ついて学ぶ
第13回:量的調査のまとめ
第14回:プレゼンテーション大会(1)
第15回:プレゼンテーション大会(2)