授業科目名	言語学概論
時間割番号	EEL201
担当教員名	松岡　幹就
開講学期・曜日・時限	前期・水・II	単位数	2
＜対象学生＞
(未登録)
＜授業の目的および概要＞
・英語の文法や音声に関する形式的特徴、それらの使用および習得について、認知科学の一分野としての言語学の観点から理解する。 ・英語学分野の他の授業科目（英語学演習、英文法演習、日英対照言語学）の基礎となる。
＜到達目標＞
人間の生涯発達を視野に入れて英語教育の諸課題に対応できる能力を備えた英語教員を養成する。 ・英語の文法の根底にある語や文の構成を説明できる。 ・英語の音声の根底にある音素の構成、調音の仕組みを説明できる。 ・英語の歴史的変化、方言、談話との関わり、母語および外国語としての英語の習得に見られる特徴を説明できる。
＜授業の方法＞
・受講者が英語で書かれたテキストの内容を要約して説明し、教員が補足説明を加える。 ・テキストの内容に関する演習問題に取り組む。 ・事前学習を必須とする。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 試験：期末期  25  % 英語の音声、談話との関わり、方言、母語および外国語としての英語の習得について文章で説明できる。  2 試験：中間期  25  % 英語の歴史、語の構造と意味、文の構造と意味について文章で説明できる。  3 発表／表現等  50  % 英語の形式的特徴、それらの使用および習得について口頭で説明できる。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
・テキストの指定された範囲を読む事前学習を必須とします。
＜テキスト＞
影山太郎,‎ 日比谷潤子,‎ ブレント・デ・シェン,‎ ドナ・タツキ, First Steps in English Linguistics, くろしお出版, ISBN:978-4874242773
＜参考書＞
必要に応じて授業で指示
＜授業計画の概要＞
第1週 Chapter 1　言語学の観点から英語を学ぶ意義 第2週 Chapter 2　英語の歴史 第3週 Chapter 3　語の仕組み 第4週 Chapter 4　語の意味 第5週 Chapter 5　文の構造(1) 第6週 Chapter 6　文の構造(2) 第7週 Chapter 7　文の意味 第8週 中間試験 第9週 Chapter 8　言語を使ったコミュニケーション 第10週 Chapter 9　音声の仕組み　 第11週 Chapter 10　英語の方言　 第12週 Chapter 11　社会における英語 第13週 Chapter 12　母語習得 第14週 Chapter 13　外国語習得 第15週 期末試験 進度によって上記の予定を変更する場合もあります。