授業科目名	衣生活論
時間割番号	EEK211
担当教員名	岡松　恵
開講学期・曜日・時限	前期・火・I	単位数	2
＜対象学生＞
(未登録)
＜授業の目的および概要＞
時代の変化に対応し豊かな衣生活を送るために、被服材料・被服衛生・被服管理・被服構成・被服心理・服飾文化などの被服領域の各分野を学び、衣服がつくられる過程や、着心地の良い衣服の条件、購入・管理・廃棄のサイクルといった現実の衣生活について理解する。また衣料障害や環境汚染などの問題、国際化に伴った伝統的な衣生活についても理解を深める。また小・中・高で扱う内容についても取り上げる。
＜到達目標＞
衣服や衣生活に関する多様な知識を獲得し、自身の衣生活に役立てることができる。 衣生活を豊かにするための課題設定ができ、論理的な発表やディスカッションができる。
＜授業の方法＞
講義と議論。理解を深めるような簡単な実験・実習も行う。またテーマごとに担当者を決めて発表や模擬授業を行う。発表した内容はレポートにまとめる。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  50  % 知識の正確さ・多様性、実生活に即した課題設定  2 受講態度  20  % 出席回数と授業への取り組み（発表準備や自主学習）  3 発表／表現等  30  % 論理性、他者との協働
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
授業計画の内容は授業の進捗状況に応じて変更する場合がある。
＜テキスト＞
プリントを配布する。
＜参考書＞
授業中に指示する。
＜授業計画の概要＞
第１回　小・中・高の家庭科でとり上げられる衣生活について 第２回　自立した衣生活とは　衣生活の見直しと衣服計画 第３回　　　　〃　　　　　　発表 第４回　既製服の特徴　　　　既製服の種類とサイズ展開、表示 第５回　　　　〃　　　　　　発表 第６回　衣服の管理　　　　　なぜ洗濯が必要なのか、しみ抜き・アイロン・補修　　　第７回　　　　〃　　　　　　発表 第８回　衣服の安全性と環境問題　 第９回　　　　〃　　　　　　発表 第10回　どのようにして衣服は作られるか　糸・布・衣服 第11回　　　　〃　　　　　　発表 第12回　服飾デザインと色彩 第13回　　　　　　　〃　　　発表 第14回　伝統的な衣生活文化　巻く衣服について 第15回　制服について・まとめ
＜実務経験のある教員による授業科目の概要＞
高等学校での家庭科教育の経験を活かし、衣服の役割や諸問題をテーマにした演習形式の授業や、内容理解を深める実習・実験を実施し、実践的な授業を行う。