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授業科目名 英語授業研究
時間割番号 EEC244
担当教員名 古家 貴雄
開講学期・曜日・時限 後期・金・V 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
実際に授業を計画し、構成を考え、実施するために必要なノウハウを得るべく授業観察と分析の方法を学習する。コミュニケーションの育成を目指した授業に含まれる要因を考え、また4技能別の授業構成の違いにも目を向ける。教師の質問の質とそれに対する生徒の反応の様子についても細かく分析し、考察を行なってみたい。英語で教育実習をする人は必ず受講して下さい。
<到達目標>
授業を計画し、実施し、評価できるようになること。授業に関する意思決定の種類を認識すること。他者の授業と自己の授業の反省をしっかりできるようになること。指導案を書くことができるようになること。板書や語彙の導入などの指導技術がマスターできること。
<授業の方法>
様々な目的別の授業の構成と内容、授業の流れなどを実際の授業のビデオを見ながら分析し、それを基に議論し、改善案を提案するためのレポートを提出してもらう。最後に各グループに分かれて模擬授業を行ってもらう。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %授業の内容をきちんと把握し、内容に関する独自の視点による気づきはあったかどうか 
2受講態度 40  %一定の回数以上授業に出席し、真剣に授業に取り組み、積極的に授業内の議論に関わっているかどうか 
3発表/表現等 30  %模擬授業の計画と実施ができ、自分独自の工夫ができたかどうか 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業の計画、実施、反省、といった教師が授業を作る際のすべての工程について、その考慮点や実際の方法を学びます。授業指導案の書き方も学びます。最後に模擬授業を行ってもらい、授業の際に何を主に考えなければならないかを実感してもらいたいと思います。模擬授業については先輩の学生も見に来てくれて、コメントを言ってくれるので、参考になります。実習へ行く学生さんはぜひ、履修してください。
<テキスト>
  1. 米山朝二,杉山敏, 英語科教育実習ハンドブック, 大修館書店, ISBN:4469245755
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1. オリエンテーション
2. 英語授業における意思決定能力について
3. ビデオによる授業分析(文法指導)
4. ビデオによる授業分析(オーラルイントロダクション)
5. 指導案の書き方
6. 指導技術の紹介(その1:語彙指導、文法指導)
7. 指導技術の紹介(その2:板書、活動における指示)
8. 模擬授業実施要領とグループ分け
9. 模擬授業と授業検討(グループ1)
10. 模擬授業と授業検討(グループ2)
11. 模擬授業と授業検討(グループ3)
12. 模擬授業と授業検討(グループ4)
13. 模擬授業と授業検討(グループ5)
14. 授業の総括
15. 試験考査と試験の解説