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授業科目名 | 教育課程臨床論 | ||||||||||||||
時間割番号 | EEC231 | ||||||||||||||
担当教員名 | 高橋 英児/鴨川 明子/小畑 文也/吉井 勘人/松下 浩之/古屋 義博/奥村 直史/尾藤 章雄/田中 勝/中村 宗敬/厚芝 幸子/森長 久豊/山際 基/武末 裕子 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・金・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||
学校教育における教育課程の編成および実現プロセスに関する学校臨床的な課題を取り上げつつ、教育課程とはなにか、教育課程の意義および編成の方法についての理解を得る。学校教育の実際を考察することで、学生自身の高校までの学校教育体験を再考する機会とする。 | |||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||
学校教育における教育課程の編成および実現プロセスについて具体的に理解し、自己の教育体験を振り返ると共に、教育課程の意義および編成の方法について、教育をする側の視点から考察することができる。 | |||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||
受講者数が20〜25名程度の少人数でゼミを行う。大学院研修等で山梨大学に来ている現場教師を交えて意見交換、ビデオによる学校教育の実際などを積極的に取り入れる。それらをもとに、テーマについての意見発表、意見交換などを行う。 | |||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
・この科目の位置づけは、「学校」という場で生じていることへの省察を深め、教師の仕事の実際と意味を考えさせることを主眼としています。みなさんには、これまで受けてきた教育を再考し、教育をする側からも考えられるようになることを望みます。 ・2/3以上の出席が前提です。忌引き、教育実習、介護等体験実習のみ公欠として認めますが、それ以外の欠席は公欠とは認めません。また、虚偽の出席申告は厳格に対処します。 ・全体の講義(第1回目〜6回目)は、M-12教室で行います。 ・後半は、コースごとに分かれての演習形式の学習となります。積極的な交流を望みます。 ・演習形式の講義では、4つのテーマについて調査・討論などの活動を行い、各テーマごとにまとめとしてレポートを作成してもらいます。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||
各回の概要: [1回目〜6回目]全体講義(担当:高橋) 1回目‐オリエンテーション、教育課程の基礎概念 2回目‐教育課程と学習指導要領 3回目‐戦後の教育課程はどう変化してきたか(1)‐学習指導要領の変遷と日本社会 4回目‐戦後の教育課程はどう変化してきたか(2)‐学習指導要領の変遷と日本社会 5回目‐教育課程の今日的課題 6回目−−幼児期から小学校低学年期へとつながる子どもの育ちと教育課程 [7回目〜15回目]5つのクラスにて講義とリフレクション(担当:各コース教員) 7〜8回目:作品1『みんなの学校』(60分) −学校に関わる現代的課題について知り、現代の学校のあり方について考えグループで討議する。 9〜10回目:作品2『35歳、新米教師の熱血』(NNNドキュメント、55分) −教員であることが難しい時代にどう対処していくか−教員を取り巻く現状を知り、教師を支える情熱や使命感をどう育んでいくかを考える。そして、教員として職能開発をどのように進めていくのかを多角的に考察する。 11〜12回目:作品3『涙と笑いのハッピークラス』(NHK、50分程度) −教師が児童・生徒と「向き合う」ということを理解する。 13〜14回目:作品4『自閉っ子、学校へ−父が撮った240日』(NHK、30分程度) −自閉症が感じる世界の魅力,その世界に教師から歩み寄り重なり合うことの大切さ,「75条学級」の経営の在り方について考える。 15回目:まとめ−4つの作品を通じた教育臨床の諸問題や課題をふり返るとともに、それらに対する理解や態度の幅を広げることができたかを確かめる。 |