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授業科目名 | 児童期心理学 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | EEC143 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 塚越 奈美 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・月・III | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
学校教育課程1年生〜4年生 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
児童期にある子どもの発達について心理学的見地から概説する。幼児期から青年期までの発達の基本的な原理を基軸に、児童期にある子どもとそれを取り巻く制度・環境の問題についても理解を深め、児童に対する適切な指導・援助を考えられるようになることを目的とする。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
1.児童期の発達的特徴を説明できる。また、それに基づいて生活や学習に対する適切な支援について考えることができる。 2.児童期の子どもに関わる諸問題について、子どもの発達を踏まえて自分なりの考えを述べることができる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
基本的には講義形式でおこなう。講義内容や視聴覚教材に関する課題等を設定し、受講生の理解や考えを問う機会も設ける予定である(受講生の人数によってはグループワークも設定する)。 | |||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
学ぶ主体としての積極的な受講態度を期待します。児童期の子どもの発達を理解し、その教育・発達支援についてともに考えることができる授業にしたいと思います。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
1.ガイダンス・教師の現状と児童期心理学を学ぶ意義 2.ヒトの子の特殊性と発達初期の重要性(ポルトマンの学説、養育を引き出す乳児、発達疎外要因) 3.児童期の心と体(心身発達と性的発達) 4.児童と教師の関係(1)教室における教師と児童、リーダーシップ 5.児童と教師の関係(2)教師が児童に与える影響 6.認知的発達(1)ピアジェの認知発達段階理論 7.認知的発達(2)知能テスト、学習支援 8.動機づけ(1)学習を支える動機づけ、コンピテンス 9.動機づけ(2)帰属理論、授業の組み立てと支援 10.社会性の発達(1)メタ認知、ヴィゴツキーの最近接発達の領域、9〜10歳の峠 11.社会性の発達(2)自他理解、仲間関係、差別・いじめ 12.社会性の発達(3)自己と人格的発達、児童期の精神病理、ストレス 13.発達と障害(特別なニーズを持つ子どもたち) 14.児童をとりまく諸問題(貧困、虐待など) 15.児童期心理学のまとめと振り返り |