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授業科目名 総合造形論
時間割番号 EEA214
担当教員名 武末 裕子
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
造形要素が社会の中でどのように活かされているかについて理論的に学ぶ。
演習課題では造形要素について追体験するばかりでなく、チームで課題の詳細を設定し、ニーズを見極めて情報収集を行い、企画実行する力を身につける。学生の専門性に合わせて、より実践的な内容となる場合がある。
<到達目標>
造形について、理論と実践から思考を深める。
<授業の方法>
講義では素材や形、表現について作品や資料をもとに基礎的な造形論について学んでいく。
演習では造形要素の可能性について体感出来る内容の課題1と対象を定めてそれぞれのニーズに応じた課題を主体的に設定する内容の課題2に取り組む。各回グループディスカッションをおこなう。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 20  %レポートを課す。 
2受講態度 20  %授業に対する姿勢を評価する。 
3発表/表現等 60  %発表を課す。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
毎回の授業のなかでグループワークをおこなうので、出来るだけ休まないようつとめること。授業開始時に出欠確認とあわせて諸注意を述べるため、遅刻は欠席扱いとする。演習の詳細は話し合いによって決定する部分もある。希望のとおりにならない可能性もある事を予め理解しておくこと。提出課題及びレポートは全て揃っていなければ(テストを受けていない場合と同様と判断し)採点しない。授業は問題提起を行う場である。各自が授業時間外にも積極的に課題に取り組むこと。まとめの講評時には演習作品の発表の場を企画し展示する。課題には答えがあるのが前提ではなく、各自が主体的に視点を整理して、方法を導き出す訓練と捉えてください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.ガイダンス
2.造形の理解(課題1)
3.立体造形の構成要素(課題1)
4.形・素材について(課題1)
5.量感・動勢について(課題1)
6.認識する目について(美術館野外彫刻から)
7.質感について(素材教材から)
8.感覚器官について(手で観る触覚教材から)
9.立体作品をとおして
10.空間作品をとおして
11.対象を設定したヴィジュアル・コミュニケーションとデザイン(課題2)
12.見えるもの、見えないもの(課題2)
13.意識の変容について(課題2)
14. 空間と時間(課題2)
15. まとめ(課題レポート発表・展示・講評)
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
実務(教育現場・美術館)経験を活かした内容とする。