山梨大学電子シラバス

授業科目名

看護方法論１(対象論基礎/共通基本技術)

担当教員

浅川　和美／山田　章子／才川　恵／熊倉　美咲

時間割番号

単位数

履修年次

期別

DND102

後期

［学習目標］

概要：看護技術の基盤となる知識・技術・態度を習得するために、看護方法論１では日常生活援助技術と看護技術に共通する技術を学習する。演習と講義を通して、看護の視点でアセスメントし、科学的根拠に基づく援助方法を考えていく。演習では、学生同士で対象者役と看護師役を交代しながら行い、グループ内の意見交換にて理解を深め、安全・安楽・自立に配慮した援助を実施する。

学習単元：環境を整える援助、ボディメカニクス、ヘルスアセスメント、罨法、感染予防、栄養と食事

［授業計画］

10月  2日　　　 【講義】看護方法論オリエンテーション、ボディーメカニクス１
　　　　　　　　　　　　環境を整える援助１
　　  4日(金)5限【講義】環境を整える援助２
　　  9日 　　　【演習】環境を整える援助：ベッドメイキング
　　 11日(金)5限【講義】ボディーメカニクス２
　　 16日　　　 【演習】ボディーメカニクス：体位変換・移動
　　 23日　　　 【演習】ボディーメカニクス：
　　 30日　　　 【技術テスト/講義】
11月 20日　　　 【演習】環境を整える援助：リネン交換
　　 27日　　　 【講義】ヘルスアセスメント
12月  4日　　　 【講義/演習；山田/浅川】罨法/ヘルスアセスメント：血圧測定
　　 11日　　　 【演習】ヘルスアセスメント：呼吸・一般状態の観察
　　 13日(金)5限【講義】感染予防１
　　 18日　　　 【演習】感染予防：無菌操作・滅菌手袋の装着
 1月  8日　　　 【講義/演習】感染予防２/感染予防：防護具の着脱
　　 10日(金)5限【講義】栄養と食事１
　　 15日　　　 【技術テスト】
　　 17日(金)5限【講義】栄養と食事２
　　 22日　　　 【演習】栄養と食事：食事介助・口腔ケア
　　 29日　　　　統括

＊水曜日のみ、4限；14:20～15:50、5限；16:00～17:30とする。ただし、1月29日の4限は、14:50～16:20とする。

［到達目標］

1. 生活と環境、身体活動、ヘルスアセスメント、罨法、感染予防の基本的知識を説明できる。
2. 対象者の健康上のニーズをとらえアセスメントするために必要な視点を説明できる。
3. 対象者のニーズを満たすための援助方法と科学的根拠、留意点について説明できる。
4. 対象者の安全・安楽・自立に配慮した援助方法を実施することができる。
5. 学習した内容と実施した援助を振り返り、看護師の役割や自己の課題を述べる事ができる。

［実務経験のある教員による授業科目の概要］

看護師として実務経験のある教員が、実務経験を授業に活かし実践的教育を行っている。

［評価方法］

No	評価項目	割合	評価の観点
1	試験：期末期	70 %	授業理解力，情報収集/整理力
2	小テスト／レポート	20 %	技術習得状況
3	受講態度	10 %	演習態度，日常的勉学努力，知的好奇心と探求力

［教科書］

［参考書］