山梨大学電子シラバス

授業科目名

看護学原論１(看護学原論)

担当教員

浅川　和美／山田　章子／熊倉　美咲／才川　恵

時間割番号

単位数

履修年次

期別

DND101

前期

［学習目標］

看護の対象である人間の生活と健康に対する認識を深め、看護の目的と機能を理解し、看護について考える。

［授業計画］

1. 4月12日（金）2限　オリエンテーション
2. 4月19日（金）2限　看護の歴史と看護の概念
3. 4月26日（金）2限　統合体としての人間とライフステージの特徴
4. 5月10日（金）2限  基本的欲求と日常生活行動
5. 5月17日（金）2限　看護の法的側面１）看護制度と法的役割２）看護教育制度
6. 5月17日（金）3限　健康に生きるとは（千葉雅昭先生）
7. 5月24日（金）2限　ヘルスレベルと心身の健康、保健・医療・福祉システム
8. 5月31日（金）2限　患者の権利と看護倫理
9. 6月 7日（金）2限　療養環境の理解；病室と院内インフラ設備の見学
10.6月 7日（金）5限　病院見学後のまとめ
11.6月14日（金）2限　グループ発表：医療施設と医療従事者の役割理解（1）
12.6月21日（金）2限　グループ発表：医療施設と医療従事者の役割理解（2）
13.6月28日（金）2限　看護の場と看護活動の理解：看護師・助産師・保健師
14.7月 5日（金）2限　観察とコミュニケーション
15.7月12日（金）1限　まとめ

［到達目標］

1. ライフステージの特徴について説明する。
2. 人間の基本的欲求と生活行動について説明する。
3. ヘルスレベルと保健・医療・福祉システムについて説明する。
4. 看護に関する法律と教育制度について述べる。
5. 看護活動の場と看護の役割について述べる。
6. 療養を支える医療環境と各部署の役割について説明する。
7. 保健・医療・福祉チームメンバーの役割について説明する。
8. 障がいを持つ人の健康について考える。
9. 患者の権利を知り看護実践上の倫理的課題について考える。

［実務経験のある教員による授業科目の概要］

看護師として実務経験のある教員が、実務経験を授業に活かし実践的教育を行っている。

［評価方法］

No	評価項目	割合	評価の観点
1	試験：期末期	70 %	専門知識・問題解決力
2	小テスト／レポート	10 %	論理的思考・表現力・自己研鑽
3	発表／表現等	20 %	表現力・連携する力・豊かな人間性

［教科書］

V.ヘンダーソン著、湯槇ます・小玉香津子訳, 看護の基本となるもの, 日本看護協会
フロレンスナイチンゲール (著),湯槇ます (翻訳),, 看護覚え書―看護であること看護でないこと-, 現代社
看護学概論, 医学書院, ISBN:978-4-8404-5794-1

［参考書］

川嶋みどり, キラリ看護, 医学書院