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授業科目名 スペイン語中級演習I
時間割番号 CSM207
担当教員名 渡邉 暁
開講学期・曜日・時限 前期・月・VI 単位数 2
<対象学生>
スペイン語初級を履修した方。スペイン語中級(総合あるいはコミュニケーション)と同時に取って頂くことが望ましいですが、単独での履修も可能です。
<授業の目的>
2013年度からはじまったスペイン語中級(総合B)の後継科目です。本当にスペイン語に真剣に取り組める人を対象とした、レベルの高い授業とすることにしました。少人数できっちり文法をマスターし、できればその知識を活かして講読や映画鑑賞など、実際の生きたスペイン語にふれる授業を展開していきます。
<到達目標>  到達目標とは
「異文化理解と外国語リテラシー」
スペイン語の基礎を学ぶと共に、スペイン語圏の文化や社会について知ることで、学生の皆さんに異文化に対する知識や理解を深めていただくことを目指します。
<授業の方法>
総合・コミュニケーションの授業と平行しながら、少人数で会話や作文など、色々な練習をしていきます。レベルは高くなりますが、質問しやすい雰囲気を作っていくので、その中で、自分でスペイン語を使ったり、実際の会話を聞いたりする訓練をしていきます。なお、スペイン語中級と同時に受講するか、過去に受講した経験があることが望ましいですが、やる気があればどんな学生さんでも受け入れます。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %この授業で学んだことを、適宜振り返ってもらいます。 
2受講態度 50  %授業内での課題や発言など、授業への積極的な参加を求めます。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
少人数の授業になることが予想されます。ゼミ形式でお互いに発言しながら、スペイン語そして言語そのものについて学んでいけたらと思っています。もちろんスペイン語圏の文化についても、さまざまな角度から紹介していくつもりです。
<テキスト>
  1. 二宮哲, スペイン語文法の要点, 朝日出版社, ISBN:978-4255550657
<参考書>
  1. 高垣 敏博 (監修), 西和中辞典, 小学館, ISBN:978-4095155029,
    (ポケット辞書でも十分ですが、大きめの辞書の中では、こちらを推薦します。スマホ/iPhone版もあるので、皆さんにはそちらの方がいいかもしれません(価格も割安です)。)
<授業計画の概要>
第1回 イントロダクション・中級の授業の概要について
第2回 現在形の復習
第3回 冠詞と比較の復習+語順について1
第4回 冠詞と比較の復習+語順について2
第5回 あいさつ表現と接続法現在
第6回 接続法現在と「仮想」という考え方
第7回 命令形1
第8回 命令形2
第9回 現在完了形1
第10回 現在完了形2
第11回 未来形1
第12回 未来形2
第13回 前期の総復習
第14回 期末テストと解説
第15回 試験結果の講評と前期の総括
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
スペイン語や英語の翻訳や通訳の仕事は以前たくさんやりました。NHKの国際放送局のアシスタント、NHKスペシャルやクローズアップ現代、生き物地球紀行などの番組のスペイン語部分の翻訳などです。スペイン語を教えながら、一つのことばを別のことばに置き換えることの難しさ、複雑さをお伝えしていきたいと思います。