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授業科目名 ドイツ語初級I
時間割番号 CGB101 H
担当教員名 出縄 祐介
開講学期・曜日・時限 前期・水・I 単位数 2
<対象学生>
工(機電コ情先)・医
<授業の目的>
ドイツ語における「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能について、それぞれの基盤となる知識を身につけるトレーニングを行う。特に4技能に必要な文法を中心に学習する。
<到達目標>  到達目標とは
文法の到達目標は、ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)A2またはB1を設定している。教科書の文法事項を理解し、日常生活における事柄、直接的に必要な専門領域に関してドイツ語を用いて説明できること。

「異文化理解と外国語リテラシー」

学習した範囲の事柄を利用して、話されたドイツ語を正しく聞き取り、理解することができる。

学習した範囲の事柄を利用して、正しいドイツ語文を話すことができる。

学習した範囲の事柄を利用して、書かれたドイツ語を正しく読み取り、理解することができる。

学習した範囲の事柄を利用して、正しいドイツ語文を書くことができる。
<授業の方法>
教科書の文法事項に関する説明を行い、教科書記載の練習問題及びプリントの課題を行う。文法は、学生の質疑に応じ、授業内の対話によって理解していくことが望ましい。数課ごとに小テストを行い、文法の理解度を確認する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %学習した範囲の文法を正しく運用できる。 
2小テスト/レポート 40  %学習した文法を正しく運用できる。数課ごとに小テストを実施する。 
3受講態度 10  %予習及び復習を行う。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
可能な限り予習を行うこと。また復習を必ず行うこと。
質問がある場合は、積極的に質疑を行うこと。
辞書は、参考書に挙げる推薦辞書(または類似する辞書)または電子辞書(海外旅行用は不可)を使用することが望ましい。辞書は、可能な限り授業に持参すること。
<テキスト>
  1. 馬場 浩平, ロ−ツェ −予習・確認・復習で達成するドイツ語ー Lotse fur Deutschanfanger, 朝日出版社, ISBN:978-4-255-25418-0,
    (毎週使用(ドイツ語初級IIでも使用))
<参考書>
  1. 根本道也ほか, アポロン独和辞典(第3版), 同学社, ISBN:978-4-8102-0006-5,
    (推薦辞書)

  2. 加藤健司ほか, 赤シート付 ドイツ語基礎単語帳, 朝日出版社, ISBN:978-4-255-25416-6,
    (単語テストの際の参考書)
<授業計画の概要>
第1回:ガイダンス (Einfuhrung)
 日本語におけるドイツ語からの借用語、ドイツ語圏の国々、ドイツ語圏における日本文化
第2回:発音 (Aussprache)
 アルファベット、母音の発音、複合母音と子音を正しく発音する。
第3回:人称代名詞、動詞の現在人称変化 (Personalpronomen und Konjugation im Prasens)
 人称代名詞(1格)、動詞の語幹と語尾を識別する。動詞の現在人称変化を学ぶ。
第4回:動詞の現在人称変化、疑問文 (Konjugation im Prasens, Erganzungsfrage, Entscheidungsfrage und Negationsgrage)
 3種類の疑問文を学び、それぞれの問答をする。補足疑問文、決定疑問文、否定疑問文を練習し、自己紹介などをできるようにする。
第5回:定冠詞 (Bestimmter Artikel)
 辞書の使い方を学習する。名詞の性、格、数を学習し、定冠詞の格変化を覚える。
第6回:不定冠詞、名詞の複数形 (Unbestimmter Artikel und Plural)
 名詞の性、格、数を学習し、不定冠詞の格変化を覚える。
第7回:定冠詞類・不定冠詞類 (Demonstrativartikel, Possessivartikel und Negationsartikel)
 定冠詞と不定冠詞の格変化を参考に、定冠詞類と不定冠詞類の格変化を覚える。否定文の作り方を学習する。
第8回:不規則動詞の現在人称変化、命令法 (Konjugation des unregelmasigen Verbs im Prasens und Imperativ)
 sein, haben, werden, wissenなどの不規則動詞の現在人称変化を学習する。命令法の作り方を学び、独文和訳・和文独訳をする。
第9回:前置詞I (Praposition I)
 2格支配の前置詞、3格支配の前置詞、4格支配の前置詞を学ぶ。
第10回:前置詞II、人称代名詞 (Praposition II und Deklination des Personalpronomens)
 3・4格支配の前置詞、前置詞の融合形を学ぶ。人称代名詞の格変化及び用法を学ぶ。またドイツ語における語順を学ぶ。
第11回:未来形、分離動詞・非分離動詞 (Futur, Trennbare Verben und Untrennbare Verben)
 未来形の作り方を学び、ドイツ語における枠構造を理解する。分離動詞と非分離動詞の違いを認識し、分離動詞を用いて文章を作る。
第12回:形容詞I (Adjektiv I)
 強変化、弱変化を学ぶ。
第13回:形容詞II (Adjektiv II)
 混合変化、形容詞の名詞化を学ぶ。形容詞の語尾変化の練習問題を解く。
第14回:総括評価:これまでの授業のまとめ (Wiederholung)
 試験問題の出題意図の解説と質疑応答
第15回:期末試験 (Prufung)
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
高等学校教諭歴とをもとに、ドイツ語の実践的な使用を初学者から中級者まで学力に応じ て授業を行います。
工学、化学、医学分野の特許翻訳の経験をもとに、実践的なドイツ語を教えます。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。