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授業科目名 | 確率的見方 | ||||||||||||||||||
分類・系統 | |||||||||||||||||||
時間割番号 | CAN005 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 中村 宗敬 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・火・V | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<授業の目的> | |||||||||||||||||||
確率の概念をはっきりと捉えなおし、関連問題を具体的な事例により学ぶ。特に、日常的・常識的と思われる先入観によって曇らされるがゆえに意外な結果に驚く確率的パラドックスを考察する。人間の合理性および不合理性を振り返る契機とする。 | |||||||||||||||||||
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1.「確率」とは何かを具体的事例に即し述べることができこと 2. 人間の合理性および不合理性、およびそれらの原因を認識・説明し、それに基づいた独自の行動基準を作ることができること |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
各トピックについて、原則として次の1-4を行う。 1 問題提示 2 問題に対する自力解決 3 解説 4 振り返り 2, 4 の部分ではグループディスカッション・発表を適宜取り入れる。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
確率という言葉にまつわるイメージのうちでも固い数学は使わずに、これが持つ不可解さ、およびそれを知り考える楽しみを体験してもらいたいと思います。常識を反映しているようでいて,日常感覚とかけ離れた確率の世界に浸ってください。数学の苦手な人も歓迎します。やさしいことを一歩ずつやって行きますが,自分で考え判断してみるという姿勢を大切にしてください。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
各回の予定 第1回 誕生日分布の迷宮 1:導入実験の予想と調査 第2回 誕生日分布の迷宮 2:追加実験の予想と調査 第3回 誕生日分布の迷宮 3:結果の原因を理解し説明する 第4回 誕生日分布の迷宮 4:事前の考えの変容を記述する 第5回 情報の迷宮 1:条件付き確率の復習 第6回 情報の迷宮 2:モンティ・ホール問題を考察し自分の解答を作成する 第7回 情報の迷宮 3:モンティ・ホール問題の再考察。本当にかえるべきなのか。 第8回 情報の迷宮 4:事前の考えの変容を記述する。 第9回 サッカーの迷宮 1:リーグ戦のサッカーの得点分布を予想し、調べる 第10回 サッカーの迷宮 2:サッカーの得点分布の特徴を考察する 第11回 サッカーの迷宮 3:さらなる展開。種々の現実事象へ当てはめる 第12回 サッカーの迷宮 4:事前の考えの変容を記述する 第13回 確率的見方による計算なしの数学 1:高校時に学習した公式を復習する 第14回 確率的見方による計算なしの数学 2:公式を確率的に見る 第15回 総括:確率概念とそれに伴う認識を再考察する |
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> | |||||||||||||||||||
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