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授業科目名 | 放射線と現代 | ||||||||||||||
分類・系統 | |||||||||||||||
時間割番号 | CAN002 | ||||||||||||||
担当教員名 | 御園生 拓/幸田 尚/武田 哲明/村松 昇/武藤 英 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・月・II | 単位数 | 2 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業の目的> | |||||||||||||||
一般にただ「恐ろしいもの」として漠然としか認識されていない放射線は,実際には工業,農業,医学といった現代生活の様々な局面で利用されている.原子力については,日本では2014年の「第四次エネルギー基本計画」により「原発依存度については,省エネルギー・再生可能エネルギーの導入や火力発電の高効率化などにより,可能な限り低減させる」とされたが,2030年度の総発電電力量のうち,原発が占める比率を22%〜20%程度とした見通しが示されている. さらに,昨今の世界情勢においては,核ミサイルの恐怖から核テロやいわゆるdirty bombとしてなどの放射性物質の悪用の懸念も増加する一方であると同時に,特に日本においては,2011年の福島第一原子力発電所の事故を受けて,放射線・放射能に関する知識についての社会的な必要性は飛躍的に高まっている.本授業は,このような状況に適切に対応できる市民を育成するために,放射線・放射能および原子力エネルギーについての基本的な知識と放射線・原子力利用の実態を学び,科学的な根拠を伴う放射線・原子力リテラシーの形成を目指す. |
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多様な知識 様々な学問分野の考え方 批評力 を含む総合的な思考能力の涵養 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||
授業は講義によって行う. 授業において提示する課題へのレポートと出席によって評価するので,出席は必須. 必ず学生証による出席登録を行うこと.リアクションペーパーだけでは出席にはならない. |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
正しい知識というものの価値と共に,知らないということの恐ろしさを知っていれば,世の中に氾濫する情報に惑わされることがなくなります. 知的レベルと共に知的好奇心の向上を目指しましょう. |
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<テキスト> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||
1 授業ガイダンス,放射線入門(みそのう) 本授業の実施形態,注意点,評価方法等の説明を受ける.放射線についての基礎的知識を得る. 2 放射線・原子力と社会(みそのう) 人類社会と放射線の関係,原子力利用と環境放射能等について検討する. 3−5 放射線・放射能とは何か (武藤) 放射線・放射能についての物理的知識基盤の形成.そもそも放射線とはどのようなものなのかを知り,さまざまな利用法の一端に触れる. 6−8 生物体に対する放射線の影響(幸田) 放射線の生物に対する影響について学習し,放射線のリスクを評価する. 9−11 日本における放射線利用の実際 (村松) 放射線の測定〜日本の放射線管理体制〜放射線利用の実際を知る. 12ー14 原子炉・原子力発電 (武田) 原子力発電のしくみ.原子炉の種類と構造.日本および世界の原子力発電の実際について知る. 15 まとめ (みそのう) 授業内容の定着レベルを評価し授業全体の概要のまとめを行う. |
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> | |||||||||||||||
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