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授業科目名 | 社会の中の医療・医学 | ||||||||||||||
時間割番号 | CAD004 | ||||||||||||||
担当教員名 | 小口 敏夫/小林 薫/鈴木 章司/松田 兼一/武田 正之/中根 貴弥/岩崎 甫/柏木 賢治/山縣 然太朗/井上 修 | ||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・火・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||
医学科 | |||||||||||||||
<授業の目的> | |||||||||||||||
医療技術の進歩が現代の社会に及ぼす影響を考えてみることを目標とする。そのため、前医学および医療の進歩は著しいが、それとともに現代の医療はいろいろな問題を孕んでいる。本講義では、医療提供の体制や問題点、医の倫理、医薬品開発の課題など、医療にかかわる各種領域から話題を提供する。これらにより、現代医療に関する知識を習得するとともに、今後の社会の中における医療のあるべき姿について、問題意識を深めることを目的とする。またゲストスピーカーによる様々な立場の方の話を聞くことで医療について考える。 | |||||||||||||||
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病名の告知、出生前診断、遺伝子治療、臓器移植、尊厳死など、医療にはいろいろな倫理的に難しい状況があるが、学生がいろいろな事例を知ること、いろいろな立場の方の話を聞くことで、各自で医療のあるべき姿を熟考する。 | |||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||
社会における医療の問題点や課題に関して、医療の第一線で活躍する講師陣によりオムニバス形式で講義を行う。医療の諸問題は相互に関係するところも多く、網羅的な講義により現代医療というものの全体像を理解する。 | |||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||
特別な準備等は要求しないが、各テーマに関して自分の抱いているイメージを予め想起しておくこと、あるいはインターネットでの検索等によりある程度のバックグラウンドを認識しておくことで、知識の習得がより効果的になるであろう。 | |||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||
各回の講義は以下のテーマで進める予定である。 1.現代における医療と社会 (薬剤部 小口敏夫教授) 2.緩和ケア:死の臨床から内なる声を考える (公立阿伎留医療センター 小林薫先生) 3.専門職女性のキャリア*ゲストスピーカー (医学教育学 鈴木章司教授) 4.移植医療を受けた患者の立場から*ゲストスピーカー (医学教育学 鈴木章司教授) 5.多職種が連携することで社会に貢献できる医療について*ゲストスピーカー (医学教育学 鈴木章司教授) 6.海外での医療活動*ゲストスピーカー (医学教育学 鈴木章司教授) 7.これからの医師に臨むこと*ゲストスピーカー (医学教育学 鈴木章司教授) 8.泌尿器科における医療倫理 (武田正之病院長) 9.国際機関キャリアパス(WHOの例)(国立病院機構京都医療センター 赤澤俊一先生) 10.遺伝子診断の倫理 (遺伝子疾患診療センター 中根貴弥センター長) 11.医薬品開発の倫理 (臨床研究連携推進部 岩崎甫部長) 12.生殖補助医療と倫理 (産婦人科学 小川達之助教) 13.患者情報に関する地域連携の重要性 (眼科学 柏木賢治准教授) 14.医学研究の倫理 (社会医学 山縣 然太朗教授) 15.医療における感染対策 (感染制御部 井上修副部長) |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> | |||||||||||||||
医師として附属病院において実務経験のある教員が講義を行う。 |