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授業科目名
担当教員
機械工学デザインI
青柳 潤一郎/大原 伸介/浮田 芳昭
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TME106 1 (未登録) 1 後期 IV-1-V-1
[概要]
機械技術者が他人に自分の考えを伝える唯一の方法が図面である。本講義ではJISに従い、機械製図について図形の表し方を習得する。授業は製図用具、2D-CADを使い、演習を中心に習得する。なお本講義科目に続き、「機械工学デザインII」、「機械工学デザインIII」が開講される。これらの必須科目の受講を前提として、本科目を受講すること。
[具体的な達成目標]
1. 3次元の物体を第三角法で表すことができる。<BR>2. 第三角法で表せた図に寸法等正しい表記ができる。<BR>3. JISで定められた記法を駆使して図面を描くことができる。<BR>4. 2D-CADによる簡単な機械部品の図面を描くことができる。
[必要知識・準備]
3次元物体をいろいろな方向から見ることに慣れる。また図面をみて空間の物体の形や位置を把握できるように日ごろから訓練することが必要である。本講義では手描き製図を行うため、製図道具などの準備が必要である。また2D-CADの操作でパソコンを使用するので、操作に慣れておく必要がある。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %毎時間実施する課題(80%, 主に作図の正確性と明瞭性を評価)と手書き製図に関する理解度を確認するための小テスト(20%)で評価する。 
[教科書]
  1. 林洋次, 最新機械製図, 実教出版, ISBN:4407302836
[参考書]
  1. 住野和男・鈴木剛志・大塚ゆみ子, やさしい機械図面の見方・描き方, オーム社, ISBN:4274215797
[講義項目]
1.「地域理解」(初年次教育科目)<BR>2.「製図に用いる文字と線・第三角法による作図(1)」<BR> 製図で用いる文字と線の規格を学習するともに規格に基づいた第三角法の作図を実習する。<BR>3.「製図に用いる文字と線・第三角法による作図(2)」<BR> 曲線を含んだ複雑な作図を実習する。<BR>4.「断面図の描き方」<BR>5.「寸法記入(1)」<BR> JIS規格を学習する。<BR>6.「寸法記入(2)」<BR> JIS規格に基づいて寸法を入れた作図を実習する。<BR>7.「スケッチと製図」<BR>8.「ボルト・ナットの部品図と組立図」<BR>9.「歯車の製図」<BR>10.「小テスト・2D-CADの使い方」<BR>11.「2D-CADによる機械要素の製図(1)」<BR>  手書きで製図したものを2D-CADを使用して描く。<BR>12.「2D-CADによる機械要素の製図(2)」 <BR>  ハッチング・表面性状記号の使い方を学習する。<BR>13.「2D-CADによるねじの製図」<BR>14.「2D-CADによる機械の製図」<BR>15.「これまでのまとめと最終評価」<BR>なお,各回の授業内容は,進捗に応じて変更する場合がある。
[教育方法]
・講義により記法について解説する。演習を通じて作図法を身につける。<BR>・毎回製図に関する課題を出す。<BR>・大学院生によるティーチング・アシスタント制を採用することで、きめ細やかな指導を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
・講義に関する連絡はYins-CNSを通じて行う。<BR>・欠席は3回までとする。<BR>・不正行為は厳禁,不正行為があった場合は,学内措置に従って対処する.<BR>・他人のコピーの類と認定される場合,単位は与えられない.<BR>・欠席者・遅刻者の代返(代わりに出席したと名乗る行為)を行ったものは,単位を与えられない.