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授業科目名
担当教員
情報処理及び実習
鳥山 孝司/杉山 裕文
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TME101 2 (未登録) 1 前期 IV-1-V-1
[概要]
本講義は,今後,社会において要求される「情報の調査・収集,処理およびその発信を行うための能力」,即ち,「情報リテラシー」を養うための科目である.本講義を通して機械工学科の学生として最低限身につけておくべき情報処理の基礎教養の修得を目標としている.講義の後半では,機械の制御や数値シミュレーションに必要なプログラミング言語(C言語)の基礎も扱う.
[具体的な達成目標]
1)Windowsの基本操作を覚えること.<BR>2)日本語ワープロ,表計算ならびにプレゼンテーションソフトについて学習し,それらの使用法を修得することにより,機械工学科での今後の活用(レポート作成や発表などを指す)に役立てられるよう,これらの素養を身につけること.<BR>3)プログラミング語(C言語の)基礎を身につけること.
[必要知識・準備]
本講義では,『機械工学と自然科学』に関する学習・教育目標を達成するための付随的要件の一つとして,「情報処理」に関して学ぶ.<BR>全員初めてコンピュ−タを操作するものと考えて授業を進める.授業前には教科書を予習しておくこと.<BR>本科目と平行する1年前期開講の「機械工学基礎ゼミ」において,プレゼンテーションソフトを利用した発表が要求される.また,1年後期開講の「確率・統計学及び実習」ならびに3年前期開講の「数値計算及び実習」において,コンピュータを利用した統計解析や数値計算などの実習が行われる.なお,卒業研究の多くはコンピュータ言語を駆使して行うものが多い.これらの履修の前提として,本科目の単位を取得することが望ましい.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %授業理解力 
2試験:中間期 30  %授業理解力 
3小テスト/レポート 40  %授業理解力、自発的勉学、情報収集 
[教科書]
  1. システムテクニカルサービス株式会社, 情報処理入門 Windows10版 -Office2016対応-, システムテクニカルサービス株式会社, ISBN:978-4-9906022-3-9
  2. 柴田望洋, 新・明快 C言語 入門編, ソフトバンククリエイティブ株式会社, ISBN:9784797377026
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.コンピュータの概要および情報リテラシーについて<BR>  パソコンの基礎<BR>   ・パソコンの構成<BR>   ・OS・ソフトウェア<BR>   ・補助記憶装置<BR> Windowsの基本操作<BR>   ・フォルダやファイルの管理<BR>   ・文字の入力<BR>  ネットワークと情報セキュリティ<BR>  情報プレースメントテスト<BR>2.Wordの基本操作その1<BR>  moodleの操作<BR>   ・課題提出方法<BR> Wordの基本操作<BR> ・文書の作成方法<BR>   ・書式の変更<BR>   ・印刷<BR>   ・表の作成<BR>3.Wordの基本操作その2<BR> ・文書の編集<BR> ・文書の飾り付け<BR>4.Excelの基本操作その1<BR>   ・表の作成<BR>   ・オートフィル<BR>   ・関数の使用方法<BR>5.Excelの基本操作その2<BR>   ・グラフの作成<BR>   ・複数のシートの連携<BR>   ・データの並び替え・抽出<BR>6.PowerPointの基本操作・レポートの作成方法<BR> PowerPoint<BR>   ・スライドの作成<BR>   ・アニメーション効果<BR> レポート作成方法<BR>   ・文章の階層化<BR>   ・ページ設定・スタイル<BR>   ・目次・索引<BR>7.中間評価と課題解説<BR>8.Word及びExcelの応用<BR>   ・Wordによる数式の記述方法<BR>   ・Excelでの実験データの読み込み及び作図<BR>   ・積分平均の計算方法<BR>9.C言語の学習その1<BR>   ・プログラムとは<BR>   ・開発環境<BR>   ・コンパイル方法<BR>   ・変数<BR>10.C言語の学習その1<BR>   ・型と演算<BR>   ・キャスト<BR>11.C言語の学習その2<BR>   ・制御文の基礎(if, 条件演算子, switch文など)<BR>12.C言語の学習その3<BR>   ・制御文の応用(do, while, for文、多重ループ)<BR>13.プレゼン資料(基礎ゼミ)の作成<BR>14.C言語の学習その4<BR>   ・配列<BR>   ・素数を求めるプログラム<BR>15.総括評価・まとめ
[教育方法]
1)実際に計算機を使用した実習を行うことにより、講義の場において、ソフトウェアなどの使用法を修得することを目指している。<BR>2)操作法などにとまどう学生には、ティーチングアシスタント(TA)が援助する。<BR>3)各講義項目の区切り毎に演習課題を与え、講義内容のまとめと理解の助けとなるようにしている。<BR>4)演習課題に対する解答の作成、あるいは、その提出法も、情報機器を活用するよう指導している。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)