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授業科目名
担当教員
材料と力学I
北村 敏也/平 晋一郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM109 2 (未登録) 1 前期 I
[概要]
どのような道具や機械にも形状やメカニズムがあり、それらは鉄・アルミニウム・プラスチックといった機械材料で作られている。道具や機械装置などを設計する際には、その機械材料の特性やその材料に加わる力と変形や破壊についての知識と理解が必要である。<BR> 本授業では、工業製品に使われている材料の性質や種類、用途などを学ぶ「材料」の分野、材料に働く力と変形および材料内に働く応力とひずみついて学ぶ「材料力学」の分野の基本的内容について講義する。
[具体的な達成目標]
1.工業製品に使われる工業材料について理解する。<BR>2.各種鉄鋼材料の性質、特徴、用途および強化法などについて理解する。<BR>3.物体内で働く応力とひずみ・物体の変形および弾性係数について理解する。<BR>4.引張・圧縮、せん断と安全率、不静定問題について理解する。<BR>5.軸とねじりについて理解する。
[必要知識・準備]
事前に必要な知識は無い。<BR>物体内に働く力や変形について理解できる想像力を鍛えること。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %授業進行に合わせた理解 
2試験:中間期 35  %授業進行に合わせた理解 
3小テスト/レポート 15  %授業理解を測る為に適時小テストを行う。平常点・受講態度と併せて30点 
4受講態度 15  %小テスト・レポート課題と併せて30点とする 
[教科書]
  1. 日本機械学会, JSMEテキストシリーズ 材料力学, 丸善, ISBN:978-4888981583
[参考書]
  1. 吉岡正人・岡田勝蔵・中山栄浩, 機械の材料学入門, コロナ社, ISBN:9784339045598
  2. 高 行男, 自動車材料入門, 東京電機大学出版局, ISBN:9784501417802
[講義項目]
主な授業項目は以下のとおりである。<BR>第1回 工業材料について<BR>第2回 材料の強さと微視的構造<BR>第3回 平衡状態図の読み方<BR>第4回 鉄鋼材料の基礎<BR>第5回 鉄鋼材料の強化法<BR>第6回 鋳鉄および合金鋼<BR>第7回 中間評価(「材料」の総括とまとめ)<BR>第8回 力学の基礎単位および応力とひずみ<BR>第9回 フックの法則と弾性係数<BR>第10回 応力―ひずみ線図と降伏と破断、脆性と延性<BR>第11回 単純な引張とせん断<BR>第12回 不静定問題<BR>第13回 ねじり<BR>第14回 軸と動力伝達 <BR>第15回 評価(「材料力学」の総括とまとめ)<BR>授業の進行は、理解に合わせて変更する。
[教育方法]
「材料」分野は、平晋一郎が担当する。<BR>講義で使用するスライドを事前にCNCにて配布し、その内容に沿って授業を進める。<BR>「材料力学」分野は、北村敏也が担当する。<BR>適時小テスト・レポート課題を課すことで理解を測り、授業を進める。<BR>授業は板書およびパワーポイントで進める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
質問は授業時間中でも授業後でも受け付ける。<BR><BR>オフィスアワー 北村敏也:火曜午後 <BR>        平晋一郎:水曜午前