授業科目名
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電力伝送工学
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分類・系統 | |
時間割番号
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TEEK08
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担当教員名
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小川 覚美
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開講学期・曜日・時限
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前期・月・IV
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単位数
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2
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<対象学生>
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E以外
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<授業の目的>
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各種発電所で発電された電気エネルギーを需要地まで送る電力システムについて学ぶ。発電所で発電された電気は変電所で275 kV或いは500 kVの高電圧に昇圧され需要地近くの変電所まで送られ、再び順次降圧されて各種需要家に供給される。電力システムは単純な単一システムで出来ているのではなく、複雑に連携された網の目状の巨大システムである。この電力システムがどのような構成になっているのかを理解し、電力を安定に伝送するための原理を学ぶ。<BR> 電力システムの設備とその役割を理解し、定電圧送電が確保されるための原理を理解する。電力が安定に送電されるためにどのような設備があり、その役割・原理を理解する。<BR> 山梨県における発電と電力伝送についても学ぶ。<BR>※ COC地域志向型共通教育科目対象科目及びCOC+地域教養科目対象科目です。
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電気エネルギーの輸送の原理を説明できる。<BR>発電から送電、配電までを総合的にみた電力のネットワーク、電力の流れを説明できる。
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<授業の方法>
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毎回、理解を深めるために演習問題を行う。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 30 % | 電力伝送の基本的な事項が理解できたかを評価する。 | 2 | 小テスト/レポート | 40 % | 講義内容の基本的な事項の理解度を確認する。 | 3 | 受講態度 | 30 % | 授業に出席して講義を聴くことが重要である。演習問題を解き理解度を確認する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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電気系の学生を対象とした講義なので他学科の学生には理解が難しい場合がある。この講義は,電気主任技術者の資格取得に必要な科目なので全員に理解できるような講義を実施するのは困難なのであらかじめ承知しておくこと。<BR> ただし,評価の基準は電気系の学生とは異なり,専門性よりも電力技術の基本を理解したかどうかで行う。
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<テキスト>
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- 編: 石井彰三 著: 新井芳明、有富正憲、岡本裕生、粉川昌巳, 電力技術入門, 実教出版, ISBN:978-4-407-03181-2
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<参考書>
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- 道上 勉, 送配電工学, 電気学会, ISBN:4886862381
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<授業計画の概要>
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A. 電気を作る<BR> 1.発電の原理・発電機の仕組み<BR> 2.水力発電(発電所,水車)<BR> 3.火力発電(熱サイクル,蒸気タービン,汽力発電)<BR> 4.原子力発電(核分裂反応,原子炉,沸騰水型原子炉,加圧水型原子炉,原爆と原子炉の違い)<BR> 5.その他の発電(風力発電,太陽熱発電,地熱発電,燃料電池,海洋エネルギー発電)<BR> <BR>B. 電気を送る<BR> 1.電力伝送システムの概要<BR> 2.直流,交流,電力,三相交流<BR> 3.送電方式(交流送電、直流送電)<BR> 4.送電設備(送電線路,碍子,鉄塔)<BR> 5.送電特性と送電容量 <BR> 6.コロナの発生とコロナ電圧<BR> 7.短絡・地絡故障計算
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<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応> |
《土木環境工学科》 | (A) 技術者の責務の自覚
様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。 | ○ |
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