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授業科目名
担当教員
コミュニケーションI
白木 一郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TEE301 2 (未登録) 3 前期 IV
[概要]
理工系学生に必要な,事実・状況・意見の伝達と交換を目的とした,文章及び口頭表現の基礎を学ぶ.科学研究や技術開発においては,企画立案から世界の研究者との情報交換までのあらゆる段階で,文章及び口頭表現によるコミュニケーションが不可欠である.2年次までの実験レポート作成で培った日本語の表現力を,卒業論文作成に必要なレベルまで引き上げることを目標とする.
[具体的な達成目標]
・事実と意見を区別することができる.<BR>・事実と意見を書き分けることができる.<BR>・主語と述語が一貫した文章を書くことができる.<BR>・簡潔で明快な文章とは何かを説明することができる.<BR>・悪文を簡潔で明快な文章に直すことができる.
[必要知識・準備]
・2年次までの実験系科目を一通り履修し,レポート作成に習熟していること.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 80  %理解度確認試験において60%以上 
2小テスト/レポート 20  %毎回のレポート課題を90%以上提出し所定のレベルを達成すること. 
[教科書]
  1. 木下是雄, 理科系の作文技術, 中央公論新社, ISBN:4-12-100624-0,
    (毎回の講義に必携のこと)

  2. 若林敦, 日本語作文トレーニング, 朝倉書店, ISBN:4-254-10168-6,
    (毎回の講義に必携のこと.)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
  講義・グループワーク/演習(課題)<BR>1.講義 オリエンテーション・授業内容紹介 事実と意見の区別(1)<BR>2.講義 事実と意見の区別(2)<BR>3.講義 事実と意見の書き分け(事実の記述法1)<BR>4.グループワーク 「事実と意見」<BR>5.講義 事実と意見の書き分け(事実の記述法2)<BR>6.グループワーク 「文章の組み立て」<BR>7.講義 事実と意見の書き分け(意見の記述法)<BR>8.総括評価:中間まとめ<BR>9.グループワーク 「パラグラフ」<BR>10.講義 わかりやすく簡潔な表現(文の3原則1)<BR>11.グループワーク 「文の構造と文章の流れ」「はっきり言い切る姿勢」<BR>12.講義 わかりやすく簡潔な表現(文の3原則2)<BR>13.グループワーク 「わかりやすく簡潔な表現」<BR>14.講義 わかりやすく簡潔な表現(文と文とのつなぎ方)<BR>15.総括評価:期末まとめ
[教育方法]
・講義・グループワーク・演習を組み合わせて進行する.<BR>・その回の学習内容について,教科書の範囲を指定して予習を求める.<BR>・その回の学習内容を振り返って,演習書の指定範囲について毎回課題を課す.<BR>・グループワークの進行役を交代で務めることを必須とする.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)