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授業科目名
担当教員
コンピュータグラフィックス演習
豊浦 正広/安藤 英俊
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TCS212 1 (未登録) 2 後期 II
[概要]
コンピュータグラフィックス(CG)と対話型グラフィカルユーザインタフェース(GUI)の基礎として,3次元CGプログラミングを実践的に学ぶ.「コンピュータグラフィックス」で学んだ画像処理およびCGの原理に基づいて,対話的なCGアプリケーションを作成する.プログラムの作成を通して,グラフィックスライブラリのひとつであるOpenGLについて学ぶ.後半の自由制作では,個人ごとに「インタラクティブCG」を作成して,最終回の発表会で展示する.
[具体的な達成目標]
1. 画像処理の基礎的原理を理解する<BR>2. コンピュータグラフィックの基礎的原理を理解する<BR>3. OpenGLによるコンピュータグラフィックスプログラミング技術を修得する
[必要知識・準備]
計算機の基本的な使い方(特に,Linuxオペレーティングシステム上の代表的なソフトウェアの使い方)およびC言語によるプログラミングの基礎(制御文,配列,関数,ファイル処理,ポインタ,構造体)を習得済みであること.<BR>また,本授業は,講義「コンピュータグラフィックス」の演習であるため,「コンピュータグラフィックス」を履修申告済みか,既に「コンピュータグラフィックス」を履修済みであること.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %全3 回のレポート課題(35 点,20 点,45 点)において,コンピュータグラフィックスの基礎的原理の理解力,コンピュータグラフィックスプログラミングの習得,グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を実装するプログラミング方法の修得を評価する. 
[教科書]
  1. 林 武文,加藤 清敬, OpenGLによる3次元CGプログラミング, コロナ社, ISBN:433902399X
[参考書]
  1. 三浦 憲二郎, OpenGL 3Dグラフィックス入門[第2版], 朝倉書店, ISBN:4254121458
[講義項目]
※受講者の理解度に応じて内容を変更する場合がある.<BR><BR>第 1回 OpenGL ライブラリ基本,幾何変換,プリミティブ,zバッファ<BR>第 2回 OpenGL 投影変換,ビューイングパイプライン<BR>第 3回 OpenGL 変換行列スタック,アニメーション<BR>第 4回 OpenGL 光源の設定,法線ベクトル<BR>第 5回 OpenGL イベント処理,マウス3次元位置取得<BR>第 6回 OpenGL テクスチャマッピング<BR>第 7回 OpenGL 自由制作1 - モデリングとアニメーションI<BR>第 8回 自由制作1ワークショップ,OpenCV 画像入出力,顔認識<BR>第 9回 OpenCV イベント処理,形状・テキスト描画,簡易GUI制御<BR>第10回 OpenCV 映像入出力<BR>第11回 OpenCV 自由制作2 <BR>第12回 自由制作2ワークショップ ,OpenGL 自由制作3(1) - テキスト表示,タイマー処理,ポップアップメニュー <BR>第13回 OpenGL 自由制作3(2) - ブレンディング,パーティクル・フォグ,衝突判定<BR>第14回 OpenGL 自由制作3(3) - 情報可視化 <BR>第15回 OpenGL 自由制作3発表会
[教育方法]
本授業では,コンピュータを使って演習を行う.<BR>冒頭に担当教員がその回の演習内容および課題について説明する.その後,受講者は,この説明に基づいて,Webテキストや教科書を見ながらプログラミングの課題に解答する.このとき,担当教員やティーチングアシスタントが巡回して,受講者からの質問に随時答える.そして,受講生のプログラミングの様子に合わせて,担当教員が補足説明を行う.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
本授業では,山梨大学 e-Learning システム(Moodle)を使用します.<BR>http://sojo.yamanashi.ac.jp/manual/moodle.html