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授業科目名
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担当教員
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景観工学
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石井 信行
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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TCE317 | 2 | CE,CL | 3 | 前期 | 月 | I | ||||||||||||||||
[概要] | ||||||||||||||||||||||
今日の社会基盤整備において,分野や規模の大小,そして公共・民間に関わらず広い範囲の事業で景観検討が要求されることからも分かるように,景観は社会の中で重要なものと位置付けられており,社会基盤整備に関わるエンジニアにとって景観工学を理解することは基本であり,特に行政に関わる者には必須と言える。本講義では,空間やモノの見えである修景デザインを学ぶだけではなく,景観を作り出したその背景にある社会や技術についても触れ,景観が土木環境工学における複雑な問題を解く一つの視点と位置付けられることを学んだ上で,まちづくり,都市空間・社会基盤施設のデザイン,環境デザインの理論および手法を学ぶことを目的とする。また,土木環境工学において新しいアプローチであり景観工学との親和性が高いグリーンインフラについてもこれらの中で学ぶ。 | ||||||||||||||||||||||
[具体的な達成目標] | ||||||||||||||||||||||
(1)景観工学の専門用語を用いて景観の事象を記述できること。<BR>(2)景観の構造を把握し記述できること。<BR>(3)社会基盤施設が景観に与える影響を説明できること。<BR>(4)空間および構造物のデザインの良否を説明できること。 | ||||||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||||||
専門科目全般(景観工学は土木環境の他分野と広く関係している。)<BR>共通科目の「住まいの地方性」「心理学への誘い」等,人間,社会,環境,文化,芸術に関するもの。<BR>TBS系「世界遺産」,NHK「ブラタモリ」,NHK教育「新・日曜美術館」等のテレビ番組も有益である。 | ||||||||||||||||||||||
[評価方法・評価基準] | ||||||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||||||
1. 景観工学概論<BR> 景観工学が扱う対象の概要<BR> 2. 景観論・景観計画<BR> 景観学の歴史,景観の捉え方,景観モデル,理念,景観法,景観計画手法<BR> 3. 人間の特性<BR> 対象の認知,錯視,行動の心理<BR> 4. 空間のデザイン-1:街路<BR> 街路の形成,機能,基本構造,構成要素,景観的類型,デザイン手法<BR> 5. 空間のデザイン-2:公園<BR> 都市公園の歴史,機能,構成要素,デザイン<BR> 6. 空間のデザイン-3:広場<BR> 広場の歴史,機能,構成要素,デザイン<BR> 7. 空間のデザイン-4:水辺<BR> 水辺と文化,水面の魅力,水辺景観の構成要素,デザイン手法<BR> 8. 中間期テストと解説<BR> 1〜7回の復習<BR> 9. 環境のデザイン-1:道路<BR> 道路の設計,デザイン手法(緑化,法面,高架・橋梁,トンネル,遮音壁,植栽),パークウエイの思想とデザイン,エコロードの整備手法<BR> 10. 環境のデザイン-2:河川-1<BR> 河川の営み,近自然工法,多自然型河川整備,ビオトープ,河川伝統工法<BR> 11. 環境のデザイン-3:河川-2<BR> 近自然工法の事例(水制・床止め工の設置),近自然工法の研究施設<BR> 12. 橋梁のデザイン-1:橋梁デザイナー<BR> ロベール・マイヤール,グスタフ・エッフェル,フリッツ・レオンハルト,ヨルグ・シュライヒ,クリスチャン・メン,サンチャゴ・カラトラバ<BR> 13. 橋梁のデザイン-2:景観設計<BR> 橋の意味,景観デザインの基本,事例紹介ビデオ<BR> 14. ユニバーサルデザイン<BR> ユニバーサルデザインの思想,人間の能力,7原則,ハートビル法,交通バリアフリー法<BR> 15. 期末期テストと解説<BR> 9〜14回の復習<BR><BR>予習:授業ノートを数日前にCNSにアップロードするので,授業までに目を通してください。<BR>復習:授業後には,スライドの内容と授業ノートの内容を対応させてください。 | ||||||||||||||||||||||
[教育方法] | ||||||||||||||||||||||
・講義ではスライドを使用し、説明している。また、講義中に使用するスライドの概要をまとめた授業ノートおよび資料を授業前にPDFファイルでCNSにアップロードし配布している。<BR>・ビデオを利用した講義も設定し、景観デザインに関わる技術者等の声を聞けるようにしている。<BR>・教科書を読んで解答する小課題をほぼ毎回実施し、学期を通じて問題意識を維持できるようにしている。<BR>・現地調査を必要とするデザイン課題により、授業内容を現実の空間と結びつけられるようにしている。 | ||||||||||||||||||||||
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応] | ||||||||||||||||||||||
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[その他] | ||||||||||||||||||||||
教科書の英文原本(参考書指定)の内容を授業で参照します。(原本を購入する必要はありません。)<BR><BR>本授業の位置付けは以下の通りです。<BR>土木環境デザイン→計画学基礎及び演習→都市計画→景観工学 |